俺は結局何も情報を得られないまま医務室まで、戻ってきた。すると、
「あ、ぼんさん」
おんりーチャン起きていた。あれほどの傷でもう起きてられるのが凄い。やっぱりただ者ではない。
「ごめんなさい、迷惑をかけました」
おんりーチャン、ベッドから体を起こし、頭を下げた。
「いいよ、誰だって失敗はあるし、」
俺がそう言うと少しびっくりした顔をしていた。許されると思っていなかったのか、そう思ったときだった。おらふくんが廊下をもうスピードで走っていくのが見えた。その後に続いてMENが居た。
「MEN!何かあったの?」
「なんか、他の殺し屋の組の人達が来てて、おんりーチャンを寄越せって言っているらしく、今ねこおじとドズさんが対応しているんです。」
「ちょっと、俺も行くわ」
と、MENと一緒に行こうとしたときだ、俺の横をおんりーチャンが走って通って行った。
「おんりーチャン!?」
MENと追いかけたが、俺たちじゃ追い付くこともできなかった。
「ぼんさん、おんりーチャンってまだ傷治っていないんですよね?」
「うん」
「やば」
と、俺たちも少し遅れてその他の組の殺し屋達が居る部屋につきドアを開け入った。
そこにはボスだけしか居なかった。その部屋の中には息を必死に整えるおんりーチャンの姿が目に映った。
「おいおい、ドズル社の最強達が来たなw」
ボスは俺たちを見るなり笑っていた。
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