この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
なべさく初めて書いたかもしれない。口調とか雰囲気とか大丈夫かなぁ…
______________________________________
佐久間side
あー寂しい。もー寂しくて仕方がない。と言うのも、なんか仕事の関係で翔太がイタリアかどっかに飛び立っちゃって俺は一人家でお留守番。寂しいとか会いたいとか口に出したり文字に起こしちゃったら余計彼が恋しくなりそうだから連絡している中でも一切そんな素振りは見せていない。多分翔太はそういうちょっと重いの好きじゃないだろうし
『…電話、かけちゃおうかな…』
いやいやいやだめだめ。翔太仕事中だから。今深夜1時ってことは向こうは何時だ、6時…とか?なのかな。ぎり終わってる…か、?いや終わってないか。そんなこんな考えていたら頭の中は翔太でいっぱい。少しでも気を紛らわせようと彼の服を引っ張ってきてしまったのが良くなかった。
『…わ、しょーたの匂いする』
興味本位で着てみたら少しだけ大きかった。だぼっとしたゆるさが、彼の優しいハグにどことなく似ていて彼に包み込まれているような感じがする。…やばい、翔太不足でおかしくなってるのかこれだけで勃っちゃった。さて俺は一人で抜けるのか。いやもうやるしかねえよな、翔太の何か…写真か動画でも持ってくるか。いやめんどくせえからイマジナリー翔太で良いや
______________________________________
『は…っぁ、ぅ”~~…♡っくそ…ぁ、』
横向きに寝っ転がっていざ事を始めるも、手元には依然として立ち上がった自分のものがある。かれこれ5分か10分格闘しているが、一向に達せる気がしない。あり得んくらい気持ち良くなくてもうどうして良いのやら。前だけでイけなくなったの絶対アイツのせいだよなぁ、とか思いながら後孔に指を入れた瞬間、電話が鳴った
『はぁ…?っこ、んな時間に、誰だよ…』
深夜1時台に電話かけてくるとかやばいだろ、どういうこと?でも起きてるしうるさいからとスマホを手に取る。表示されている名前を見た瞬間、無意識に俺は通話ボタンをタップしてしまっていた
「…あ、もしもし。佐久間?」
『…しょうた、』
「あ待ってそっち今夜中か。ごめんなんも考えずにかけちゃった、寝てた?」
『ううん、起きてた…から、だいじょ、ぶ』
あれ、なんか…なんでだろ。折角かけてきてくれたんだからちゃんと答えなきゃって思うのに、指先は自分自身の中を暴こうと絶えず動き続ける。指の太さとか長さに多少違いはあれど、手の大きさ自体は同じくらいだから彼がいつも触っている大体の場所には指先が届く。声聞きながらこんなことしてるとなんか、いつもされてるときと同じような…同じじゃないような…
「…ま、佐久間?」
『んっ、?な、ぁに、♡』
「…あー…なるほどね笑 俺いなくて寂しい?」
『…寂しい、』
「だから今一人でシてんの?」
『?!』
え、ばれてんの?めちゃくちゃ声抑えてたしテキトーだけど一応返答してたのに。いやでもこれちゃんとばれたら恥ずかしすぎて死ねるからもうシラを切り通すしか…
『…違、』
「お前ヤってるとき以外そんな声出さねえし、後ろ弄ってる時みたいな音聞こえてるけど」
『そ、れは…っぁ、♡ん…っ、』
「もう隠す気ねえだろ、笑」
やべ、普通に喋ってたら普通に声漏れちゃった。翔太も笑っちゃってるし。どうしよ、ほんとに恥ずかしすぎて死にそう。電話切っていいかな、いやでも切ったら切ったであれか。いやぁ…どのコース選んでも待ち受けるのはありとあらゆる死じゃん、
「…佐久間?」
『…なに、?』
「後ろ、指入れて」
『え、なんで…』
「いいから」
どういう意図かわからないけれど仕方ないから大人しく言うことを聞く。念のためもう一回潤滑剤をたっぷりつけた中指をつぷりと入れて内壁に沿って奥へと進めていく
『っ…、ん、ぅ”…♡』
「第二関節ちょっと過ぎたくらいまで入ったら指中で曲げて」
『は、?』
「曲げれたら腹側ちょっとずつ擦ってみ」
言われた通り第二関節辺りで指を曲げて腹側の内壁を優しく擦ってみる。この感じなんか…小さく声を漏らしながら弄っていると小さな膨らみを指先が掠った
『っ、?!ぁ、ねぇこれしょーた…♡』
「そこ痛くない強さでとんとん叩いて」
『っん…♡っは、ぁ……あ、ゃ、きもち、ぃ、かも…♡』
「そう上手。…目瞑って、そこと俺の声だけに集中して」
『ん、…わ、かった、』
「いい子じゃん。てかそろそろ指もう一本くらい入るでしょ」
『え、…っ、なん、なんでわかんの、』
一本じゃ足りなくなっちゃって二本目を追加しようと別の指を孔に近づけた瞬間俺の行動を見越したような発言が聞こえて耳を疑う。なんで音声だけでわかるんだよ、どうなってんの?後ろいるわけじゃねえよな、と確認するもまあ居る筈はなく。絶えず彼の楽しそうな声は電話口から聞こえてきている
「そりゃわかるわ、いつも顔だけ見てる訳じゃねえし」
『はぇぇ…すご、…』
「はい手止めない、中指らへんにあるソレ優しく挟んで。ぎゅってしたら多分痛えから」
『それ?ぇ、どれ、?』
「ちっちゃい膨らみみたいなやつ」
『…っぁ、え、これ?さっきの、擦ってたやつ、か、』
「そう、それ指2本でやわーく挟むの。俺がやってるとき思い出して」
『っ?!ぃ…あ、♡っなんか変な、感じする、』
やんわりとその痼を指先で挟み込めばいつも感じている快感が襲いかかってくる。なんか、翔太に弄られてるみたいな。気持ちいいけど奥が寂しくなってきてしまう感じ。でも玩具は出したくないし翔太以外でイきたくないから我慢しよ
「それ佐久間がいつも気持ちいって言うやつ。ね、自分で弄ってんのに気持ち良くなっちゃってさ、今どんな気持ち?」
『どん、なって、♡わかんねぇ、し…♡』
「俺の声聞いて興奮して、一人で後ろ弄って。端から見たらめちゃくちゃえっちじゃん」
『やぇ、やめて、♡』
「前も触ったら?もうイきたくて堪んないでしょ。ほら、早く」
悔しいけど翔太が言ってることに間違いなんか一切なくて。急かされると同時に自身の屹立を緩く握るとずっと流れ続けている先走りが手のひらを汚す。気持ち悪いのに、気持ちいい。早くこの感覚から抜け出したくて、手を動かす。抑えきれなかった分の喘ぎ声が彼に聞こえてしまうのも厭わないほど、その行為に夢中になってしまっていた。
『はぁ…っあ、♡しょ、た、』
「…気持ちいね、佐久間。イきたかったらイきな?」
『っ、ん…イく、翔太、っしょ、た、ぁ…は…ぁっ、♡』
とぷ、と溢れるようにして吐き出された白濁が手の上に広がるとなんかどっと疲れた。凄い疲労感に襲われていると電話越しの翔太が何か言ってる。頑張って聞き取っていると普段聞かないような言葉が聞こえてきて佐久間さんびっくり、疲労感も何処へやら
「かわい…あーもう、くそ、顔見てえ。し、会いてえ…」
『…俺も会いたい、今生の別れってわけじゃねえのに寂しーのよ、』
「いやわかる…帰ったら抱かせて、さっきので佐久間不足加速した」
『は…?え、いいよ。いいけどそんなこと言うタイプだっけ、?』
「え、いやさぁ、その……佐久間の声聞いてたら俺も勃っちゃ…って、笑」
『…まじ?』
その後当たり前のようにテレビ電話に切り替えたうえに、電話越しにシたのは言うまでもない
コメント
5件
……ふぇい。最高すぎて学校行けなさそうです、w
てるHするなべさく最高です。