見ると中庭に美樹と知らねぇ男。
は、?
自動販売機に隠れて太一が
タイチ「やば、告白じゃね!?美樹ちゃん告られてんじゃん、どうすんの!!白布!」
と、焦る。
どうしよう。
美樹が他の男に…
そんなの、むりにきまってる
のに。
足が動かない。
俺はその場に立ち尽くす。
瀬見さんは大丈夫だと言ってくれた
けれど、連日の美樹と目も合わないし避けるような態度。
本当に俺は、彼氏、、なのか?
まだ、彼氏なのか、、?
タイチ「おいっ!」
「おいっ!」
太一が話しかけてくるけれど
足が…
美樹が何か男としゃべってる。
行かねぇといけねぇのに
近づくなと言いたいのに
この前、及川徹の時はすぐに駆けつけられたのに
あれほどまで自信があったのに
「もっと自信持てよ!」
瀬見さんに言われた言葉を思い出す。
美樹は、、、本当にそう、思ってるのか、、?
足が、動かない。
足に鉛でもついているかのようだ
下を俯き地面を見る。
俺、美樹の彼氏なのにこんなに自信ねーの、、
拳をにぎりしめる。
と、
『あれ?賢二郎?太一くん?』
美樹が俺の顔をのぞき込む。
『こんな所で何してんの?』
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