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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤrbr×sha
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ㅤ 冷め期
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ㅤ ほのぼの寄り
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ㅤ rbr『』
ㅤ sha「」
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sha視点
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「好き!」
『どうも〜』
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テンプレ。最近ずっとこんなの
ロボロと付き合って数ヶ月、冷め期と呼ばれる3ヶ月目を乗り切ったと安堵していると、急にやってきた冷め期らしきもの。俺らにとっての冷め期?
いくら好きって言ったって振り向いてくれない
大好きだって言っても愛してるって言っても変わらない、ほんとに冷められたん…?
やっぱり好きと返されないと不安になる。
そこでロボロの気持ちになって考えてみることにした。冷められることなんて誰にでもあるしな…まぁキツいことには変わりないけど。
冷められた理由は置いとくとして”好き”に大した応えが”どうも”なのはなに?普通ちょっとでも好きだったら”俺も”とか言うもんじゃないの?
いや冷められたなら冷められたなんだけどさ?なんかな〜〜…とまた頭を悩まされる。
冷められた理由はわからない、好きと言ってくれない理由もわからない、ていうか俺が悪いことした?考えれば考えるほどイライラする…好きだけど…
もうすぐ別れるん…?
そう思うと体が反射的に動く。
rbr視点
うーん…。
最近の俺の頭の中は恋人のことでいっぱい
前までばかほど好き好き言ってたのに、ふと我に返ってみるとあんなに好きって言って俺恥ずかし!と、急に言えなくなってしまった
好きなのには変わりない、というか前よりももっと好きなわけで。
「ロボロ!」
大きな声で呼んできたのは大好きな人。
恋人だった
『どうしたん』
「別れちゃいや!ロボロと別れたくない!」
そう言うと彼はボロボロと涙を零す
『な、何の話や?別れ話なんてしてへんけど…』
本当に何の話…?俺シャオロンのこと嫌いだなんて言ったことないし別れたいとも一度も…
「冷めたんやろ… 別れるのだけは嫌やって…」
言葉を口にする度どんどん弱くなっていく彼。
『と、とりあえず落ち着いてや…』
精神が不安定になっていた彼をリビングのソファーに座らせる、その隣に俺も一緒に座る
話を聞くとどうやら彼の言葉そのまま通り、冷められた=別れると思ったらしい。そんな、冷めるわけなんてないのに
…でも俺が悪かったってことやろ?俺が恥ずかしがらずにちゃんと好意を伝えていれば…不安にさせてしまったのは俺。
『あ、あの〜その〜…』
恥ずかしかっただけなんて言えない。
だってシャオロンはかっこいい俺の事を好きになったのだから
ていうかそれを明かすのも恥ずいし…
全部恥ずいやん…
『…ごめん』
捻りに捻った俺の口から出た言葉はこれだけだった
sha視点
“ごめん”ってなんや…?やっぱ別れるってこと…?
俺あんな1人で騒いで、ロボロは別れるタイミング探してたってこと…?それで俺がちょうど別れ話のきっかけを作ったわけで…?
ああ…言わなければよかった。別れたくないなんて言わなければまだ続いていたんかな。
別れるんだと思うと涙がまた溢れてくる
言った自分が悪かった、冷められた俺にだって原因はあるのに
『泣くなよ…シャオロンは悪くないで』
そう言われても。ロボロは気まずそうな顔をしていて、振っちゃってごめん、の顔やろそれ。あー、もう、ほんまに
『…俺が素直に言えんかったから…』
「お、れが、っ、」
言わせんようにしてたからやろ?別れたいって敢えて言わせないようにしてた、それはそうだよ。別れたくなかったもん。当たり前やろ、
『これからはちゃんと言うようにするから、』
『ほんまに、好きやでシャオロン』
「俺も…やで…」
「…え?」
どゆこと、?振られたんよな?なんで好きとか言ってくるん?未練かなにか?言っとかなきゃ的な…?
『どしたん?』
「え、別れるんちゃうん…?」
『えなんでや笑
別れるなんて誰も言ってへんって』
そう言って笑う彼。え、別れへんの?
『俺が恥ずかしがって言えんくなったんやって、
不安にさせてごめん…』
『今度からはちゃんと言うからな、
ちゃんと好きやで』
恥ずかしかった…?俺の知ってるロボロはいつもかっこよくて普通に好きとか可愛いとか…褒めてくれて。それなのに…
「…ロボロも可愛ええとこあるやん笑」
また新しい一面を知れて、またちょっとだけ満たされた俺だった
終