クラーケン
「レイズ、仮面ライダーUMAを呼んでこい。」
半魚人
「はい、しかし、どこにいるんですか?」
セイレーン
「島根県の出雲大社よ。」
俺たちは、島根県の出雲大社にやってきた。
なんか、野外活動よりも、修学旅行みたいな場所だな…。
佐々木
「校長が、野外活動と言いつつ、修学旅行にしているらしい。」
穂乃果・颯馬・レデグマ・斗真
「そ、そうなんだ…。」
レデグマ
「しかし、出雲大社の縄はデカイな。」
颯馬
「そうだな。」
斗真
「ん?何かあっち騒がしいね。」
早速、騒がしくなっている場所へと向かった。
ハチマキを巻いた男
「ヤマタノオロチのグッズがあるよー!!」
颯馬
「ヤマタノオロチ?」
レデグマ
「日本最古の歴史書【古事記】などに登場する巨大な怪物だ。」
佐々木
「ヘビ…か…。」
穂乃果
「ヘビは、やだよぉ…。」
斗真
「ヤマタノオロチって、あの妖怪ウォ…」
レデグマ
「言うんじゃない!!」
そのまま、出雲大社周辺のお土産屋で、お土産を買う。
あるクラスメイトは、ノリで木刀を、家族にクッキーを。
様々なお土産を買った。
クラス一行は、バスに乗り、ホテルに向かおうとした時。
佐々木
「え?」
颯馬
「ちょっと行ってくる…。」
穂乃果
「ちょっと待って!」
出雲大社に現れたのは、あのヤマタノオロチだった。
レデグマ
「何で、古事記のモンスターがここにいるんだ!!」
その時、レデグマが奥に何かが見えた。
レデグマ
「ぬ、ぬらりひょん?!」
颯馬
「ぬらりひょんって、あのカルテリーを仕切っているアイツ?!」
レデグマ
「こうなったらヤマタノオロチと戦わなければ…。」
佐々木
「今回だけは仲間としてヤマタノオロチを倒す。」
レデグマ
「相変わらず、素直じゃない。さてと、三人で戦うぞ。」
颯馬
「え?レデグマって俺と同化しないと変身出来ないんじゃ?」
レデグマ
「心配ない、ヨーキに、改造させて、お前と同化して変身することが無くなった。」
颯馬
「じゃあ、行くぞ!!」
斗真
「す、凄い!!」
穂乃果
「頑張って…!!」
ヤマタノオロチ
颯馬/UMA
「オラァァァ!!」
佐々木/アース
「さっさと倒すぞ。」
レデグマ/ファントム
「…ふぅ〜…行くぞ。」
ヤマタノオロチ
攻撃は受けているが、ヤマタノオロチの体があまりにも硬すぎる。
ヤマタノオロチ
出雲大社があった場所が壊れた…。
と、思われた矢先、煙が晴れると…。
颯馬/UMA
「?!」
佐々木/アース
「出雲大社が…。」
レデグマ/ファントム
「壊れていない?!」
出雲大社から眩い光が出てきて、ヤマタノオロチを怯ませた。
スサノオ
「拙者はスサノオと申す。」
眩い光の正体は、かつてヤマタノオロチを討伐したスサノオという男だった。
スサノオ
「君たち、八塩折の酒という酒を知っているか?」
レデグマ/ファントム
「あいにく、この時代では、その酒はないな。」
スサノオ
「そうか、あれがあれば、ヤマタノオロチには効果的だかな。」
颯馬/UMA
「酒…か…あいにく酒に関するUMAはいないや。」
レデグマ/ファントム
「俺が何とかする。」
佐々木/アース
「は?!言われても、酒が周辺にないんだぞ!!」
レデグマ/ファントム
「お前ら、俺が足止めをする。そのうちに、酒を取ってこい!」
穂乃果
「レデグマ、心配ないよ!酒はもう持ってきた!」
佐々木/アース
「ありがとな!!」
レデグマ/ファントム
「ったく、世話のやける…。」
颯馬/UMA
「酒は水と一緒なら…。」
颯馬/UMA
「酒を浴びて飲みやがれ!!」
ヤマタノオロチは、酒を浴びて飲んだ。
ヤマタノオロチは、酔って、気を失った。
スサノオ
「我の場を救って下さり、感謝する。」
颯馬
「スサノオさん、出雲大社を守れましたが、周辺が…。」
スサノオ
「いいわ、ここを護る人々がいるからな。」
佐々木
「…スサノオ…。」
颯馬
「スサノオさん!」
しかし、颯馬がスサノオがいる場所には、スサノオのカードが落ちていた。
颯馬
「スサノオさん。」
レデグマ
「スサノオに認めらたんだな。」
颯馬
「そうなのかな?」
ぬらりひょん
「ンガァァァァァァ!!!!」
ムラマサ
「ヤマタノオロチ、やられちゃいましたね。」
酒呑童子
「てか、ヤマタノオロチ、どっからの産物?」
ムラマサ
「妖魔軍からです。」
酒呑童子
「妖魔軍…!」
ぬらりひょん
「腰抜けの蛇を送りやがって…!!」
???
「説明不足で申し訳なかったよ。」
ムラマサ
「あら、九尾の狐のオークではありませんか。」
オーク
「ヤマタノオロチは、酒に弱いんだよね。」
ぬらりひょん
「ふざけやがって!!」
???
「おっと!ここで、喧嘩はやめなされ!!」
酒呑童子
「おや?牛鬼か。」
牛鬼
「酒呑童子、久々だな。」
ムラマサ
「…オーク、なんの御用です?」
オーク
「それが、あなた達のアドメイント・ホッパーをあなた達が見た【デザイアグランプリ】に送り込むのはどうでしょう?」
ぬらりひょん
「ダメだ、あの世界は、ベロバという女が何か暗躍している可能性がある。それで、盗まれたらどうする!」
オーク
「ですが、最近グランドエンドが起こりそうです。」
酒呑童子
「グランドエンド?何それ?」
オーク
「さぁ、分かりません。」
???
「私が直々に調べたわ。」
オーク
「サラ、流石だ。」
ぬらりひょん
「雪女ちゃん、早く早く!」
サラ
「ッチ、黙っておけ!!」
サラは、ぬらりひょんに強烈なキックをお見舞いした。
サラ
「さてと、グランドエンドは、運営が世界を離れることがざっくりな事だけど、世界が離れることで、デザイアグランプリに関する記憶は抹消されるわ。」
ムラマサ
「さっさと運営に、殴り込みにしたいわ。」
オーク
「ひとまず、それだけです。我々にも策がありますから。」
ムラマサ
「しかし、アドメイント・ホッパーを取りに来るとは…。」
ぬらりひょん
「あれは、ワシらの傑作じゃ。誰にも渡されん!!」
半魚人
「ひどい有様だ…。ここでヤマタノオロチが暴れていたとは…。」
クラーケン
「妖魔軍も動き出したか…。」
セイレーン
「ライダーが居ませんね。」
クラーケン
「おそらく、もう、居ないだろう。」
半魚人
「妖魔軍、カルテリー…。俺たち、目的がどんどん遠くなってきた気がした。」
セイレーン
「私達は、もうアトランティス大陸は、浮上できないの?」
半魚人
「セイレーン、浮上出来るはずさ!」
セイレーン
「レイズ…!!」
クラーケン
「セイレーン、レイズ、アトランティス大陸を浮上計画は、延長だ。」
半魚人・セイレーン
「え、延長?!」
半魚人
「じょ、冗談だろ?」
クラーケン
「こうなったら、人類と同盟を組むしかない。」
セイレーン
「急に言われても…。」
クラーケン
半魚人
「…わ、分かった。」
セイレーン
「”人類を守る”ね…。まるでヒーローみたい。」
クラーケン
「仮面ライダーUMA達を追うぞ。」
半魚人・セイレーン
「了解!!」
ニュースキャスター
「明日は、満月となります。きっと夜空も綺麗でしょう。」
明日は、満月らしい。
そして…今日何故か、狼の声が聞こえた。
To be continue…。
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