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野外活動も、終了し、バスで帰宅する。
しかし、先生達曰く、「家に着くまでが、野外活動だ。」という。
佐々木
「それにしても、どこいってもカオスだ。」
穂乃果
「どの場所行ってもカルテリーがいて、私達が倒しているわね。」
レデグマ
「いい加減帰らせろ。」
颯馬
「分かったから!」
こうして、各々降りるバス停に止まり、降りる。
こうして、野外活動が終了を迎えた。
今日は満月が出る日らしい。
まぁ、そんなの関係ないけど…。
穂乃果
「いや〜、修学旅行楽しかったね。」
斗真
「穂乃果さん、野外活動ですよ。」
もはや、野外活動が修学旅行化したことは、本当に校長が甘すぎると推測した。
レデグマ
「ん?」
レデグマが、なにかに気づいた。
レデグマ
「颯馬、朝っぱらに月なんかあったか?」
颯馬
「たまにあるけどね。」
佐々木
「でも、満月じゃね?」
朝に月が出ることは分かっているが、ここまでデカく、なおかつ、満月なのは、少しおかしかった。
レデグマ
「まだ、満月だな。」
颯馬
「しかも、同じ位置。」
満月は、朝からあるし、不吉な予感しかない。
そして…。
女子高生
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
レデグマ
「叫び声?!」
颯馬
「行ってみよう!」
颯馬
「え?!」
そこにいたのは、女子高生を襲う狼男だった。
狼男
「アブナ…イホカ…ノミチ…ヲトオ…レ!!」
女子高生
「やめて!家は、こっちだから!」
颯馬
「やめろって!」
狼男
「オマエ…アブナ…イメニ…ナルゾ。」
レデグマ
「おい、狼男。どこから来たかは知らんが、女子高生を襲うのはどうかと思うぜ。」
狼男
「オレノ…ナマエ…ショウタ…。」
女子高生
「え?翔太くん?!」
事情を説明すると、狼男の正体は、【藤尾 翔太】。
女子高生の名前は、岡崎 加賀美。
二人は、幼なじみで、幼稚園の頃から一緒。
しかし、中学生の時に、加賀美さんがトラックにひかれる寸前、翔太さんは、加賀美さんを押し、翔太さんは、死んでしまう。
加賀美
「翔太くん、生き返ったんだ。」
翔太(正体=狼男)
「うん。」
翔太は、正気に戻ったのか、人間の状態に戻った。
加賀美
「私の事、守ってくれたんでしょ?」
翔太
「あの時、俺が守ってなかったらこうはならなかった。」
颯馬
「良かったですね。」
???
「少し話をしていいか?」
そこに現れたのは、人間ではなかった。
颯馬
「なんですか?」
???
「お前が、仮面ライダーUMAか?」
レデグマ
「颯馬、コイツ只者じゃないオーラが放っている!」
半魚人
「俺ァ、半魚人のレイズ。探してたぜ、UMA。」
そういい、姿が変化した。
レデグマ
「お前!この前の!!」
半魚人
「さぁ、こっちに来い。」
翔太
「おい、颯馬さんに何をする気だよ。」
半魚人
「は?お前には関係ねぇよ。」
加賀美
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その時、風のように加賀美さんを誘拐した怪物がいた。
???
「異性的人物を見つけた。」
半魚人
「アイツ、まさか!!」
レデグマ
「レイズ、分かるな?」
半魚人
「お前とは気が合いそうだ。」
かまいたち
「俺はかまいたち、この女をもらうぞ。」
加賀美
「助けて!!」
翔太
「おい、フザケルナヨ!!!」
翔太は、狼男へと変貌した。
かまいたち
「狼男?!生きているのか?」
颯馬
「レデグマ、どういうこと?」
レデグマ
「こういう伝説があってな。」
むかしむかし、オオカミとニンゲンが付き合った夫婦がいた。
オオカミは二足歩行で歩く。特殊型のオスである。
子供ができ、いつしか、半分ニンゲン半分オオカミのハイブリッドニンゲンが現れる。
しかし、それを耳にした住民は、オオカミとニンゲンのハイブリッドニンゲンを大虐殺をした。
一部のハイブリッドニンゲンは、ニンゲン達の奴隷として、働かされた。
これは、決して伝説ではなく、実際に起きた事件。
この事件を、『狼人間大虐殺奴隷事件』と言われた。
颯馬
「酷い…。」
レデグマ
「恐らく、アイツは、生き残りだ。」
翔太
「聞いたことがあるんだ。」
颯馬
「ん?」
翔太
「おばあちゃんが言っていたんだ。あなたもオオカミみたいに速くて、力がある人になりなさいって。」
その時、翔太の腰にベルトが装着された。
そして、空間が歪み、そこから、赤いカブトムシがやってきた。
翔太は、狼男から人に戻り、赤いカブトを取り、
翔太
「これって…。」
そして、赤いカブトの体部分から、ホログラムが現れ、人の姿へと変えた。
赤いカブトは、その男の手に行き、男は赤いカブトを掴んだ。
颯馬
「誰?」
天道総司
「オレか?
天道総司
天道総司は、仮面ライダーへと変身した。
半魚人
「お前、まさか、仮面ライダーカブトか!?」
颯馬
「仮面ライダーカブト?」
レデグマ
「知らないのは無理もない。」
半魚人
「別世界、通称”R-H7”で、ワームの脅威を戦っていたライダーの一人だ。」
天道総司/カブト
そういい、装甲が飛び散り、カブトムシの角が頭に展開した。
翔太
「これが、カブト?!」
かまいたち
「ッチ、邪魔が現れたか。」
かまいたちは、風のようにどこかへ行った。
天道総司/カブト
「逃がすか、クロックアップ。」
そう言うと、カブト以外の俺達の動きが、遅く感じた。
レデグマ
「待て!」
天道総司/カブト
「お前も、ライダーなのか?」
颯馬
「あ、はい。」
天道総司/カブト
「これを使え。」
颯馬
「うおっと!」
カブトから渡されたのは、1号と同じようなレジェンドライダーカードだった。
颯馬
「使わせていただきます。」
颯馬
颯馬/UMA
「クロックアップ!」
天道総司/カブト
「まるで、アイツみたいだ。」
カブトとUMAは、クロックアップの力により、かまいたちの元へと向かった。
翔太
「…加賀美を助けるのは俺だァァァァァ!!」
といい、カブト達のクロックアップの力を
お構い無しに、走った。
半魚人
「ば、バカな!クロックアップ中は、俺達は、スロー状態だぜ!」
かまいたち
「何故、追いつく!」
天道総司/カブト
「何故あいつも、クロックアップ状態になっている。」
颯馬
「カブトさん!腰に!」
かまいたちの腰にあったのは、カードショルダーだった。
が、そのカードは、カブトとは違う歪んた姿のカブトだった。
レデグマ
「あのカードは、アナザーワールドのライダーの、
アナザーカブトだ。」
天道総司/カブト
「別世界のオレか。」
天道総司/カブト
「仕方ない。」
天道総司/カブト
「ライダーキック。」
颯馬/UMA
「俺も行くぞ!」
カブト&UMA
「はぁぁぁ!!」
かまいたち
「ガハッ!!」
翔太
「加賀美!」
加賀美
「翔太?翔太が助けてくれたの?」
翔太
「いや、総司さんと颯馬さんのおかげだよ!」
夕日が隠れ、後ろ向きに、カブトとUMAが、戦いが終わったのだと、背中で伝わった。
朝、学校へ登校していると…。
加賀美と翔太が、仲良く、学校へと登校していった。
レデグマ
「幸せでいて欲しいな。」
颯馬
「だな。」
レデグマ
「そういえば、カブトさんのカードが1号の時みたいに、消えなかったな。」
颯馬
「何でだろ。」
半魚人
「クラーケン様、仮面ライダーカブトを目撃しました。」
クラーケン
「おそらく、人々の思いが強ければ、そのライダーに関連するライダーが出現するかもな。」
クラーケン
「半魚人、次は、俺が行く。」
セイレーン
「ど、どういうことですか?」
クラーケン
「俺が直接、仮面ライダーUMAを説得する。」
ぬらりひょん
「我々も準備もしないとな。」
ムラマサ
「アドメイント・ホッパーですか?」
ぬらりひょん
「いや、違うぞ。予備軍だ。」
酒呑童子
「へぇ〜、なんだよ?」
ぬらりひょん
「アドメイント・影月だ。」
ムラマサ
「ほ〜…これは、ゴルゴムが秋月信彦を改造した姿じゃないですか?」
ぬらりひょん
「通称【シャドームーン】だ。」
TO BE CONTINUE…。