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おかしい…コイツ狂ってやがる、
黒「いい場所連れて行ってあげる」
旧「…いい場所?」
黒「…」
そいつは俺の腕をギュッと掴んでどこかに招くように連れて行かれた
連れて行かれた場所は崖の上だった。すごく高くて下が見えないくらい…
旧「ここに何かあるのかよ」
俺は黒スナを睨みつけて訴えかけると返事が返ってきた。
黒「ある…さあね、また明日会おうね」
旧「はぁ?もう会いたくねえy」
ドンっ!!
旧「は…?」
アイツは俺の背後を回って思いっきり押して崖から落とした。そこからもう覚えてない。
旧「…ッ!あれ…?」
俺はガバッと体を起こした。また夢だった…新が横でスヤスヤ寝ていて安心した、昨日どこか行っちまったからな…
新「ん…」
旧「あ、悪い起こしちまった。」
新「うん…」
コイツは朝は機嫌が悪い。
新「顔洗ってくる…」
旧「新…」
新「?」
旧「居なくならないで…」
テントから出ようとする新にそう言うと新はびっくりして一度固まった
やっぱり変だっただろうか、気持ち悪かったかもな…
新「…どうしたの」
旧「何もない…気にしないで」
新「何もないようには見えないよ」
旧「…」
新は俺の方に近づいて、少し機嫌が悪そうな顔で見つめられた。怖い、
旧「…見ないで」
新「どうして?」
旧「別に…」
新「ふ〜ん…」
新は俺に抱きついて布団に押し倒された。
旧「新…?」
新「変な夢見ちゃった、?」
そんなの俺に聞かれてもわからない。夢か現実か区別がつかないのだから
旧「わかんない…」
新「わかんないって…どう言うこと、?」
旧「…」
新「もういい、」
新はそう言って立ち上がりテントの外を出た。怒らせてしまっただろうか、謝りに行った方がよかっただろうか。
「だから言ったのに」
旧「え」
どこからか声が聞こえてきて俺は起き上がった。
頭の中でずっと「裏切られる」「どうせ無理」「僕と一つになれば解放されるのに」
嫌だやめてくれ頭の中がはじけそうなくらいにいっぱいになって気づいたら気を失っていた。
旧「…ッッ」
起き上がろうとすると声が聞こえた。優しくて落ち着く声
新「ダメ安静にしてて」
俺の顔をじっと覗き込む新がいた。
新「旧さん、大丈夫?」
旧「おう…」
新「横にいるから」
旧「…」
新「あ、ちょっと!」
起き上がって新の胸に顔を埋めた。本物かどうか確かめるため
新「大丈夫?」
旧「うん」
新「今日は寝な、明日ね」
旧「うん」
そう言って俺は眠りについた