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三話 最終話
「学校って楽しいねっ!」
「そうか、、、?」
「オトモダチも出来たしねっ!」
学校が、楽しいなんて、珍しいやつだな、、、
「だってねっ、、、私、前の学校ではね、、、」
、、、は?
「虐め、、、?」
「無視とか、下駄箱に大量の画鋲とか、物を隠される、暴力、お弁当を捨てられる、、、とかかなぁ?」
「、、、下駄箱に大量の画鋲、お弁当捨てるって、ヤバすぎるだろ」
「、、、うん」
「だから、この学校、冬野くんと出会って良かった。」
「本当に救われた、、、」
、、、
「だからねっ!」
「これからも私と居てね?」
「、、、ボスの命令だしなッ、、、」
「、、、ありがとう、冬野くんっ!」
「、、、」
よく耐えられたよなコイツも、、、
「ってことで明日から、任務と学校頑張りましょうっ!」
「俺は元からやってる」
「もぉ〜ノリ悪いなぁ〜。」
「ノリが必要なのは陽キャだけだ。」
「、、、もしかして冬野くん、、、隠キャ?」
、、、コイツッッ
「煩ぇ、、、」
「、、、大丈夫だよ、冬野くんっ!」
、、、腹立つなコイツ、マジで、、、
「~~~~~~w」
「~~~~~~~!」
「~~~~~~~~~~。」
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5年後
「冬野くんっ!」
「今日は?」
「えっとですね、、、」
あれから5年が経った。
俺と蒼は、殺し屋業界では、一目置かれる存在になっていた。
「此処の市長がターゲットだってっ!」
市長か、、、
「私達が出会ったきっかけだよね!市長は、、、」
「嗚呼そうだな。」
「あ、そうそう今日ね、同窓会に誘われてるんだぁ、、、」
「冬野くんも連れてきなぁ〜って」
「蒼は行く?」
「うん!冬野くんも行くでしょっ?」
「あ、うん、、、そうだな」
「だが、、、早く帰らないとだぞ?」
「なんでえぇ?」
「、、、はぁ、、、ったく、、、」
コイツは昔から全く話を聞いてないッ!
「5年前のように、今日は祭り。」
「其処を狙うんだよ」
「本当に5年前と一緒だなッw、、、」
「ねっ!」
「じゃあ、、、早く、同窓会行こっ?」
「嗚呼」
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モ 「みんな久しぶりじゃん!」
モ 「ねー」
モ 「ってか、水谷と日中、結婚したんだろ?」
モ 「ガチ〜?」
、、、俺来なくてもよかったんじゃ、、、
モ 「菅野さんと冬野は結婚した〜?」
「ブッ、、、ケホゲホ、、、」
「け、け、け、け、け、けけけ、結婚ッ????」
モ 「えーしないの?」
モ 「でも今日一緒に来てたじゃん」
「つ、つ、つ、つ、つつ、付き合ってもないですっ!!」
モ 「えーそうなの?」
「嗚呼付き合ってねぇよ」
「~~~~~~~~~~!」
「~~~~~~~wwwww」
「~~~~~~~~~?」
「~~~~~~~~~~~~~~~~。」
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数時間後
「あ、俺ら用事あるから、帰る」
モ 「えー帰っちゃうのぉ〜?」
「嗚呼。」
「行くぞ、蒼。」
「うんっ!」
モ 「やっぱ付き合ってるだろ、、、」
モ 「なんなら結婚してるだろ、、、」
「してねぇ!」
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「あの時と同じようにな」
「うん、判った。」
「えー、私、××県××市、市長 田中安志のスピーチを、、、」
「、、、始まった、、、」
「、、、殺るか。」
「うん」
「行くぞ」
「判ってるっ!」
「市長が倒れた!救急車ッッ!!」
「あの日と一緒だな、、、((苦笑」
「ね、、、」
「、、、お前らだな?」
、、、ッッッ
「誰だ?」
「俺は5年前、君たちに殺された典正隆の息子、典正太だ!」
「、、、そうか」
「すまなかったな、、、」
「、、、すまないで済むと思ってんのか?!」
「あれはッ、、、」
「、、、御免、、、ね、、、」
「、、、!どうしてその男を庇うんだ!」
「こ、、、の人、、、は、、、ね、、、私の、、、たいせ、、、つ、、、なひ、、、と、、、だか、、、ら」
「蒼ッ!」
「、、、お前らが悪いんだ、俺は悪くないッ!、、、俺はッ!」
「蒼ッ!」
「ふゆ、、、の、、、くん、、、」
「、、、喋るなッ」
「わたし、、、ね、、、つ、、、たえて、、、な、、、かっ、、、たこと、、、が、、、ある、、、の」
「蒼ッ、、、」
「こ、、、う、、、くん、、、だい、、、す、、、き、、、だ、、よ、、、」
「、、、俺も蒼が好き、大好き、だからッ、、、」
「俺の心臓をあげるからッ、、、だからッ、、、」
どんなに言っても、、、蒼は目を開けることはなかった。
「蒼ッ、、、」
お願いします、神様、俺の心臓だろうが、俺の血液だろうが、なんでもあげますッ、、、
だからッ、、、どうかッ、、、
蒼をッ、、、生き返らせてくださいッ
だが、それは叶わなかった。
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蒼のことは一生忘れないだろう
俺はずっと、蒼が生き返ることを願っている。
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end.