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『 よし 、 こんなもんやろ 。 』
そう 独り言を 呟き 乍
鍋に 掛けていた 火を止める
りいぬ が 食いやすいように おじや にしたけど
彼奴 、、 食わなそ ぉ 、
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( こん こん 。
応答なし 。
寝てるにしても 顔色を確認したい 所 、
声かけて入ったら セーフ か ((
『 りいぬ ー ? 入るぞ 』
( がちゃ 。
… やっぱりか 、
『 りいぬ 聞こえてるか ぁ ~ ? 』
赤「 …… ん ぁ 、 さと ちゃ ぁ っ 」
『 ん ー 聞こえてて よかったわ
机片づけたるから 座っといてな ?? 』
赤「 ぁ ぃ ッ ! 」
りいぬ が 返事したのを 確認し
色々な 種類の錠剤 が 散らばった 机を片していく 。
『 … ! 』
珍し 、 リスカ も してんのか 。
( ごん ッ ッ
そんな ことを 考え乍ら 机を片していると
後ろから 大きなものが倒れた様な 鈍い音が響いた 。
片づけていた 手を止め 、
その 音の正体 に 駆け寄る 。
『 どした 、 座っとけって 。 』
床に 倒れている りいぬ を
抱えながら 声を掛ける 。
赤「 、 へ ぁ ッ ぁ … ?? 」
『 … 御前 、
今日 相当飲んだな ? 』
目の焦点が 合わない だけでなく 、
会話の 受け答えができない とまでなると
流石に ころん に 電話した方がいいか 。
( はいはい ー どった ~ ? )
電話を掛けると 三コール で出てくれた 。
此奴 意外と暇 なのかな((
( お ー い ? さとみ さ ~ ん ?? )
『 あ ごめんごめん 。 』
ころん に 状態を説明すると
直ぐに 連れて来いとのことだったので
りいぬ に 袋を渡し 助手席に 座らせ車を走らせた。
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病院に着き 、
ころん に 言われた 病室に りいぬ を
抱え 連れていく 。
( がら がら 。
青「 さとみくん 遅い ー !! 」
病室に入ると 白衣を纏った ころんが いた 。
『 ごめん 、 これでも急いで 来た ぁ 』
青「 ん ー 、 取り敢えず りいぬ くん
そこ 寝かして 。 」
『 りょ ~ か い 』
ころん に よると 時間が経ちすぎてしまった 為
胃洗浄は 厳しいとの事 。
今は 点滴を して 眠っている 。
( なで ゞ .
赤「 ッ … 、 「 顔 歪 」
『 … ! りいぬ ~ ? 起きれるか 、 』
赤「 、 、 「 目 開 」
『 りいぬ っ 俺 わかる ?? 』
赤「 … … 、 さと ちゃ ぁ、ッ ( ぐす っ
『 ん ッ よかった ( 抱 寄 )
りいぬ が 起きたら ナースコールを 押せ と
言われていたことを 思い出し 、
りいぬ を 自分の胸の中に 抱き寄せながら
ナースコール を 押す 。
青「 ッ ! りいぬくん 起きた ッ ?? 」
すると直ぐに ころん が 病室に 飛び込んできた
赤「 、 こ り ょ ちゃ ッ … ッ 」
薬が抜けきってないせいで 呂律は回っていないが 、
俺たちの ことが わかっているだけで 一安心だ 。
青「 ッ は ~ い ころちゃん ですよ ー 」
ころん は 少し悲しいような 安心したような 複雑な表情を
しながら 返事をし 、
その後も いくつか りいぬ に 質問をしていた 。
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コメント
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神作すぎる! 赤くんのほわほわ感が可愛い❤️桃青優しすぎるし連携がすごいw やっぱりゆかちゃんのお話は最高!!