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キミのため

15 - 第14話

♥

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2024年12月08日

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えーと、

今回は恋愛要素たっぷり(?)でお届けします!

次回からはちょっとお堅い感じになるかもしれん。

受験の話とか進路の話とか、学校って感じの話が増えるかと思われる。


てなわけで、14話目、


LET’S GO!!











Y side



y「…(ボ-ッ」


生徒「ya先生ー?」

「あれ、タヒんだ?笑」

「ya先生!!授業はじまってるよー!」


y「( ゚д゚)ハッ!」

「ごめんごめん、笑 ちょっと考え事してた、」

「授業始めようか、」



昨日urくんに抱き締められた感覚が、今でも嫌という程思い出される。あの温もりをまた求めてしまう自分が、あまりにも気持ち悪くて、教師として失格だよな。



y「…はぁ、」




最近ため息ばっか。

それも、



u「婚期逃げんぞ」


y「…大きなお世話だわ」



決まってurくんとの勉強会の時。

俺はurくんに何を求めているのだろうか。



u「なぁ、明日は勉強会辞めてさ、俺の相談事聞いてよ」


y「いいけど、1日欠席になるよ?」


u「…勉強会しながらで」


y「じゃ、今日は生物やろうか」




勉強会…という名の雑談会みたいな感じ笑 確かに勉強はしてるんだけど、頭良すぎて用意したもの全部すぐに終わっちゃうんだよね。

だから最近は雑談会みたいになってる。




※次の日です((



y「んで、昨日言ってた相談事って何?」


u「あー、、ya先生ってさ、好きな人いる?」


y「別にいないけど」

「もしかしてurくん好きな人いたの!?」


u「…いちゃ悪いかよ、」


y「そんなことないよ。青春って感じでいんじゃん?俺もそんな青春したかったなぁ、、笑」


u「あのさ、俺、学校辞めたいって言ったらどうする?」


y「へぇ、そうなんだ…って、辞めたい!?」

「俺は反対だよ?」


u「…好きな人のために辞めたい。」


y「だとしてもダメだよ!自分の経歴に傷はつけない方がいいよ」

「それに、、、」

「…俺は、urくんと一緒に卒業したいけどね」


u「…じゃあ、俺が卒業したら付き合ってよ」


y「…はぁ!?」


urくんなら付き合ってもいいかもしれない、なんて思ってる俺がいる。

だけど、あくまでも俺らは生徒と教師。同性同士だろうが、生徒と教師の恋愛は許されない。



y「俺らは生徒と教師。付き合えないよ」


u「知ってる。だから、辞めたかった。でも、想いは伝えさせて」

「俺、初めてこんなに好きになれる人見つけられた。今までもなかった訳じゃない。だけど、女ってめんどくせぇし、男も男で友達感覚だった。でも、ya先生は違う。その声も顔も、俺に投げかけてくれる言葉のセンス、こんな俺でも放っておいてくれないお人好しなとこも、めっちゃ好き。この前抱き締めた時、ya先生の心臓早くてちょっと期待した。」


y「ちょ、ちょ、ちょっとまって?」

「いや、まずはこんな俺の事好きになってくれてありがとうなんだけど、ずっとそんなこと思ってたの?」


u「もちろん。体育祭の前くらいから、ずっと。早く俺のにしたいって。」


y「…分かったから、、、。じ、じゃあ、付き合ってあげる。」


u「まじ!?」


y「だけど、条件つける。もちろん今から付き合うなんて以ての外。生徒と教師である自覚がないってことになるからね。」

「付き合うのは、urくんが自分の進む道を決めて卒業したらね。ただ卒業するだけじゃ、俺が付きっきりで教えてあげた対価じゃないと思ってよね。もちろん評価は付けるよ?だけど、本来の俺の目的は、urくんの進路実現。」

「それが出来ないのであれば、俺はどんなにurくんのことを好きになろうが、絶対に付き合わないから。」


u「…もし進路実現できたら、付き合ってくれるんだよね」


y「もちろん。これは、俺とurくんだけの約束。絶対誰にも言っちゃダメだからね?」


u「…進路かぁ、、。」




urくんに俺は勿体ない。urくんには、もっと背も高くてスタイル抜群な綺麗な女の人が似合う。俺なんかが隣に居ていいわけない。だからこんな条件まで出したのにさ、



u「じゃあ、俺教師になる。」

「ya先生みたいに生徒のこと思いやれて、頭も良くて、誰からも信頼される先生になる。」


y「…へっ、?」




なんか、俺まずいこと言ったかもしれない。










はい。

ここから色々始まります((


とりま恋愛は一旦終了(?)して、本格的に成長していきます。まぁ、これから更新するお話を読んでいけば分かります。ということで、ぜひ次回もお楽しみに!!



♡や💬お待ちしてます!


じゃねば~い!

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