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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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こんにちはぁああぁあ!!!!今回はぁああぁあ!クリスマスネタを書きますぅぅぅぅう!!

スーパー注意事項タイム

凶太結婚済

太陽愛され要素あり

太陽幼児化する!!

展開が急な箇所あり

無自覚の究極人たらしな太陽くんがいます!

上記が大丈夫な方のみこの先をご覧下さい!

ソレデハドウゾッ

凶一郎視点

「だぁ〜!」

どうしてこんなことになった…?


これは、ついさっきの出来事だ。今日は12月25日。馴染みのある呼び方で言うと、クリスマスだった。家族でリビングにいるとき、嫌五がちょいちょいと太陽以外のそれぞれの兄弟に手招きをしていた。もちろん、俺にも。なんだなんだとテーブルに向かうと、嫌五が突然言った一言。


「みんなで太陽にクリスマスプレゼント選ばね?」

何を言い出すかと思えば…そんなの、選ぶに決まっているだろう。俺に関してはもう前日から選び始めているからな。他の兄弟もいいねと言っていた。そんな中、四怨がせっかくならと誰のプレゼントが1番いいか勝負するぞ、と提案。みんな乗り気だった。すると、嫌五が反則まがいなことをした。

「太陽さー、なんか欲しいものない?」

突然ソファでアイとあやとりをしている太陽に問いかけた。それはなしだろ!と四怨がこそこそ話すが、太陽からは

「みんなとの幸せな日常があれば何もいらないよ」

の一言。なんだこいつ…サラッとさも当たり前かのように発言した自分の嫁に、不覚にもギュンとキてしまった。危ない、もう少しで失神するところだった…他の兄弟も心臓を撃ち抜かれたかのように小さくもがいている。かの本人は、ほーらアイさんちょうちょだぞー!と呑気なことをほざいている。

五「ああいうとこあいつマジでずるいよな…危うく死ぬとこだったぞ…」

四「全力でプレゼント選ばなきゃな」

六「人たらし…タラー」

七「姉ちゃん鼻血(フキフキ」

二「張り切らなきゃねぇ…」

三「が、頑張ろ…!!」

凶「(尊)」

さすが俺の妻だな…愛おしすぎる。やがて各々自分の部屋に戻りプレゼント選びを始めた…

そこで、事件が起こる。

「七悪〜、入るぞ」

「えっ、太陽兄ちゃん!?今入ったらだ…」

「は」

ボフゥン!!!

「けほっけほ…兄ちゃん、大丈夫!?」

「だー!」

「…え」

うわぁああぁあ!!

そんな七悪の悲鳴が屋敷中に響きわたり、何事だとみんなで駆け寄る。そこにあったのは…

愛しい妻が1〜2歳になった光景だった。みんな開いた口が塞がらない。

「僕の実験に巻き込まれて心身が退行しちゃったみたいなんだ…明日には戻ると思う、ごめんね」

「七悪の責任じゃない、そう自分を責めるな。」

とりあえずみんなでお世話をすることになった。服は俺の小さい時使っていた腹の部分に桜の花の絵が描かれており、花の中心には1と描かれた実に懐かしい服。(原作60話参照)自分の幼い時の服を着た妻の破壊力が凄く、思わず灰になりそうになるのをぐっと堪える。

「あぅっ!」

「また高い高いかい?あんたも好きだねぇ。ほーら、たかいたかーい」 

「きゃぁー!」

「ちっちゃい太陽ってこんな感じなんだね」

「かわよぉ〜…パシャ」

「おい嫌五後でその写真くれ」

「ふふ、ちっちゃくなった太陽も可愛いわね。美味しそう」

「姉ちゃん…」

そんな愛しい兄弟の会話を見守りつつ、紅茶を嗜む。その時飲んだ紅茶の味は今まで淹れた品物の中で頭ひとつ抜けた味だったと思う。

そんなことをしていると、もう夕方になっていた。あの後、みんな部屋に戻ってプレゼント選びを再開した。かくいう太陽は、アイさんたちと屋敷内を徘徊している。時折目に入る太陽のきらきらとした瞳で歩く姿は、本当に天使のようだった。

そうこうしているうちに、あっという間に夕食の時間。家族全員で食卓を囲み、盲目と食べる。太陽は俺と六美の隣で美味しいと言わんばかりの顔をして食べている。あぁ、本当に愛らしい。俺と同じことを思ったのか、六美もその横で太陽の様子を伺いながら今にも「太陽が可愛すぎる」と言いそうな顔で食べ進めている。頬ずりしたい…そんなことを考えているとあっという間に食べ終わり、食器を片づける。太陽はもう眠いだろうか、とふと太陽のいる方を見るとまだ眠そうではなかった。だが、もう時間もあれだしということで二刃に花のゆりかごを使ってもらい、太陽の部屋に寝かせた。かくいう俺は、ゴリゴリのサンタの格好(顔はそのまま)をして太陽の部屋に乗り込む。他の兄弟はもう渡し終えたようで、部屋に戻っていた。そっと枕元にプレゼントを置いた時…

「さんたしゃん…?」

そんな声が聞こえる。ばっと後ろを振り返ると、目を擦りながら起き上がってこちらを見ている太陽。やべ、やらかした…

「さんたしゃんもこっちきて!一緒に寝よ?」

警戒心が無さすぎるぞと言うよりもなんかもう尊すぎてベットに行くまでは耐えられたが着いた瞬間俺は可愛さと愛おしさに耐えきれず気絶した。


太陽視点(後日)

ちゅんちゅん…

「…むにゃ?」

子鳥のさえずりが聞こえる。ふと体を起こそうとした時、何故か俺は何かに抱きついている。周りにはちぎれたかのような服、そして俺の腰に誰かの手が回っていることが分かった。見慣れた黒手袋…その瞬間、俺は自分の置かれている状況があまり理解できぬままに、体を隠すためと自分の隣にいる誰かを確認するため布団をはぎ取ってしまった。そこに居たのは、ゴリゴリのサンタの格好をした自分の旦那凶一郎さん

「うわぁああぁあ!!!??」

驚きすぎて悲鳴をあげてしまった…そのせいか、凶一郎さんが目を覚ました。こいつもあまり昨日のことを覚えていないようで、?という顔をしている。

「あばばばばばば…」

「大丈夫だ、何も無い。…多分」

「多分じゃないですかぁ!!」

その後、悲鳴を聞いて駆けつけてきた六美に事情を説明してもらった。なんか、今までで1番大変なクリスマスだったな…

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