「英帝……?」
僕は英帝の部屋のドアを開ける。
彼は先の世界大戦で疲弊し、部屋に篭ってばかりだからだ
いつも通り、英帝の生意気な声でも聞こえてくるのかと思っていたのに、僕の予想は大きく外れる事になった
「……英帝……?」
英帝はベッドの上に座り、目を瞑っていた
英帝の表情は笑顔だった
僕は英帝の頬に手を触れる
「!?」
英帝の頬は冷たかった
「英……帝……?」
英帝……大英帝国は息を引き取った
僕の感じた感情というものは
悲しみでも悔しさでもなく、安堵だった
最後まで笑顔でいれたんだ、英帝は
最後までよく頑張ったんだよ
確かに英帝は酷い行いを沢山した
だが、最後は人のため世界のために戦った
……大英帝国は……きっと…
永久に忘れ去られることは無いだろう
コメント
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英帝に話しかけてるのは英国...?かな? この二人、よく考えたら別人のはずだけど同一人物にされることが多いからなー。珍しい設定!
英帝がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⤴ ん?待て英帝の頬を触ったのは誰なんだ清?江戸?へ?