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キスシーンに嫉妬 × 松村北斗(💎)
〇〇side
溜めていたドラマを観ようと思ってスマホをテレビに繋いだ
何個か見たところで昔のやつも流れてきて
北斗くんが出てくるドラマもいくつかあった
見てなかった作品があったから見てみようと思って再生ボタンを押した
〇〇『………、』
画面に映るのは北斗くんと、女優さん
ゆっくり顔を近づけたと思いきやそのまま唇が重なりあった
……タイトルだけで判断したから知らなかった
これ、キスシーンあったんだ、しかも結構長めの…
そこで止まっておけば良かったものの
なぜか気になってしまうのが人間の性というとのなのか
他のドラマや映画の再生ボタンも押してキスシーンを見た
なんならスマホを開いて
ファンの子が作ったであろうキスシーン集なんて見ていた
そんなことをした自分がバカなだけだけど
10%ほどだった嫉妬ゲージはあっという間に満タンになっていた
〇〇『…違うもん、北斗くんはもっと、』
なんて自分しか知らない北斗くんで対抗しても
収まることはなく、ただ嫉妬が増すだけだった
北斗side
松「ただいま~」
いつもなら『おかえり』と返ってくるけど今日はそれがなかった
それにらいつもなら帰ってくるまで起きててくれるのに
今日は部屋の中が真っ暗だった
そんなに遅くなったかなと時計を確認したが
21:00を過ぎたところだった
松「……ただいま~、」
寝室を開けると盛り上がった布団がベッドの上に
ちょこんとあった
ツンっと指で突くとピクっと少しだけ動いた
松「早いね、珍しい」
布団を捲ると薄暗い中で目が合った
〇〇『……眠いの、』
松「起こしちゃった?」
〇〇『……うん、』
松「ごめん、寝てると思わなかった」
〇〇『…』
布団をかけ直すとギュッと握って
再び丸くなる〇〇
背中を俺に向けるから、怒らせたかなって
不安になった
松「…怒った?」
〇〇『……怒ってなんかない、お風呂入ってきなよ』
松「……ぅん、入るけど、」
眠いだけでこうも口調が変わるとは思えない
松「……なんかあった、?」
なんとなくそう聞いてみた
無言の時間が続く中で、〇〇がこちらに顔をゆっくりと向けた
〇〇『……くん、………いた』
松「え?」
聞こえにくかったから顔を〇〇に近づけた
松「…わっ、」
首に腕が回されたかと思えば気づけば重なる唇
一瞬何が起きたか理解できなかった
〇〇『……知らない北斗くん、いっぱいいた』
松「知らない俺、?」
〇〇『…北斗くんのキス、あんなじゃないもん』
あー、なんかキスシーンあるやつ観たのかなって思った
いつもそういうシーン避けてるのにね
松「……かわいっ、」
〇〇『……おやすみ』
松「無理でしょ、」
また背中を向けようとする〇〇に陥って顔の横に手をついた
松「キス、っていうかさっきのはチューだったけど、満足してんの?」
〇〇『…』
松「画面の中の俺は、どっちしてた?」
そう聞けば泣きそうな顔をする〇〇
さすがに意地悪な質問すぎたかもしれない
〇〇『……ばかっ、北斗くんなんて、っ、、』
言葉を遮るように唇を重ねた
空いた隙間から舌を入れてさっきとは違う大人のキスをした
〇〇『…ふぁ、っ、』
松「言わせないよ、その続きは、俺泣いちゃうからね」
〇〇『……私が泣いてんのっ、』
松「慰めてるでしょ、まだ足りない?もっとしてほしい?」
〇〇『意地悪、っ』
松「〇〇だけにね、」
角度を変えて何度もキスをした
いつもならすぐそれ以上に進むけど今日は違った
松「…いいの、?まだ」
〇〇『ぅん、キスがいい……キスして、っ、?』
松「わかった」
お風呂に入れるのは
あともう少し後になりそうだな
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