テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
翌朝。9時ぐらいだろうか。
体内時計でルミが目を覚ます。
身体中が痛い。いつものふかふかのベッドと変わりコンクリートの上で寝たせいだ。
コツコツと足音がする。
シュウ「支給だ」
パンが置かれる。
ルミがパンを齧る。美味しい。
シュウ「これから尋問を行う。移動しろ」
ルミ「そう。」
指示に従う。
尋問室に通される。幹部が揃っている。
ルミが椅子に座させられる。
サクヤ「もう一度聞く。お前は組織を裏切ったのか?」
ルミ「っちがう!!信じて!!」
サクヤ「まだシラを切るか。ソラ。」
ソラ「はーい♪」
手にはペンチが握られている。
カチカチと音がなる。
ソラ「吐かないとやっちゃうよー?」
ルミの左小指の爪にペンチがあたる。
ルミ「ちがう。断じてしていない。騙されている!!」
ベリッ…バキ…
ルミ「がっ…ぁ”ぁぁぁぁ。」
ルミの叫びが尋問室に響く。
部屋の隅で見ていたシュウの目が逸らされる。
っ…ぁ…
指が熱い。痛い。ずきずきする。
ソラ「早く言わないとー2枚目いくよー?」
マフィアは容赦がない。
ルミ「やめっ…ほんとにしてない!!」
ルミの叫びがまた響く。
手から血がポタっと垂れ部屋のカーペットに染みができる。
フウガ「俺は裏切り者がいちばん嫌いだ。お前のことを大事に思っていたのに。」
純粋な怒り。
フウガの拳がルミの腹に直撃する。
ルミの体がくの字に折れる。胃液がでる。
かはっ_____。
再びフウガの拳がふりかかる。
ルミが避けフウガの急所を蹴る。
ルミは幼少期から訓練を受けている。
幹部と渡り合えるほどに__。
がっ。…フウガが倒れ込む。
冷たい目をしたボスが近づいてくる。
ルミが先手を撃とうと殴りかかる。
ボスに容易く腕掴まれ首をもち壁に体が打ち付けられる。ルミの足が浮く。
ボスとルミでは体格差がありすぎる
真正面では勝てるわけがなかった。
がっ…ひゅ…
気道がしまる。酸素が届かない。
ルミの足がブラブラとしている。
酸素濃度がどんどん下がっていく。
ルミの視界が暗転し気を失う。
ボスの手からルミが離れどさっと床に崩れ落ちる。
サクヤ「仲間にも手をだした。早急に処分を決める。牢屋に運んでおけ。」
シュウがルミの体を抱えあげる。
地下牢。
シュウがルミの体を丁寧におく。
視界に入ったルミの手が痛々しい、、
ルミ…本当に君は____。
振り返り牢屋を去る。
コツコツという足音が遠ざかっていく。
#ご本人様には関係ありません
コンソメパン
4,151
1,010
70
コメント
1件
第2話、読み終えました。拘束されたままのルミの冷静な反応が印象的でしたね。「そう。」の一言に、恐怖よりも諦めや覚悟がにじんでいて、かえって不気味さを感じました。シュウがパンを支給するシーンも、単なる尋問準備以上の関係性を予感させます。幹部が揃った尋問室、これからどう転ぶのか——続きが気になります。