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1週間後

髪を分けてきっちりと固める。スーツはいつも大事な時とかに着ている物を。今日はいつもよりほんの少しだけ暖かい。心はまだ追いつかないけれどあの人の前でそれを見せる訳にはいかないから。


結婚式場

北「侑来てくれたんか。ありがとさん。嬉しいわ。 」

侑「お世話になった先輩の結婚式なんですから当たり前ですやん!」

そんな会話をしたならその後はたわいない話になる。最近のバレーの調子はどうだとか、天気のせいで米への影響がどうだとか。そんなたわいない話。それがどうも嬉しかった。やはり心はまだ追いついていないようだ。


新婦入場の時間になった。相手を見つめ、そして見つめられるその人はとても幸せそうで、綺麗だった。前が滲む。これが嬉し涙なのか、はたまた苦しさゆえの涙なのか。いや、きっとどっちもの涙なのだろう。愛する人の結婚。それはとても嬉しいことだ。しかしながらその相手が自分でないことがとても苦しい。


届かないものほど綺麗に映り欲しくなる。けれどあまりに高価すぎるものは手に入れられない。今までダイアモンドだったのがいきなり金塊になったかのようだ。俺は貴方を愛しています。けれどこの気持ちは届かない。貴方が”ちゃんと”後輩を支えてくれているように、俺も貴方の自慢の後輩になりましょう。それが貴方への”気遣い”となるならば。一生貴方を”気遣い”ましょう。それがきっと俺の幸せになるのだから。

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