恋ってなんだろう
私・海川 杏莉は好きな人がいる。
それが、彼・道野 湧弥だ。
湧弥「お、おはよ!」
杏莉「おはよー」
湧弥「今日の体育自由だってよ!」
杏莉「え、ま?」
湧弥「ま!」
杏莉「うわ、お前ら絶対ドッチすんじゃーん」
湧弥「いや、分かんねーだろ!」
杏莉「いや、100パーするね!」
バシっと私は湧弥の背中を叩いた。
湧弥「いでっ、!」
湧弥「杏莉、背中叩くのやめろよ…」
杏莉「だって、叩きやすいんだもん」
杏莉「あ、日南おっはよー!」
日南「おはよー」
この何気ない時間が好きだなぁ
そう思いつつも、時間は過ぎていく
そうして、私達は朝を迎える。
日南「今日の体育ドッチだってよ」
杏莉「え、ホント?よっしゃぁ!」
日南「なに?ドッチ嫌いじゃん笑」
杏莉「いや、ちょっとね…笑」
杏莉「あ、湧弥!今日ドッチだってよ!」
湧弥「うわ、マジかよ笑笑」
杏莉「杏莉の勝ちだね!」
湧弥「勝負とかしてねーよ!笑」
杏莉「あ!逃げた!」
そうして毎日を過ごして小学校を卒業した
杏莉「そんな涙出ないよね笑」
雨音「皆同中行くしね笑」
遠くに湧弥の姿が見えた。
杏莉「お!湧弥ー!」
湧弥「おー!」
杏莉「中学でもよろしくー」
湧弥「俺に迷惑かけんなよ?」
杏莉「誰がいつかけたよ」
湧弥「毎日かかってるっつーの!」
ピンっと湧弥が私のおでこを指で弾いた
杏莉「痛いなぁ笑」
湧弥「じゃあ、またな」
杏莉「おう!じゃねー」
湧弥が帰った後、私は日南と駄弁っていた。
日南「杏莉って、湧弥のこと好きなんでしょ?」
杏莉「それは、昔の話!」
日南「でも、恋する乙女の顔してる♡」
日南はニヤニヤしている。ホントにいい性格をしているよ
杏莉「そ、そんな訳ないじゃん!」
日南「ふーん、誰かに取られても知んないよー」
杏莉「杏莉には関係ないもん!」
日南「そ、杏莉が良いならいいけどね」
そう言い残し、日南は帰って行った
杏莉「だって、恋とか分かんなくなっちゃったんだもん…」
私はそう呟いて夕日を見ながら帰った。
コメント
1件
昔…なんかあったのかな?でも私も時々恋愛ってなんだろ…って思うわ笑 でも私は恋してると思うけどなぁ!!!!