zmさんメイン/軍パ◻︎
【注意事項】
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✦zm視点
ナイフを構えて、ジッとトントンを見つめた。
全く実力の分からない相手との対戦、これほどワクワクするものはないだろう。
すると、スタートの合図が聞こえると同時にトントンはこちらに猛ダッシュで襲いかかってくる。
俺はその勢いに驚き、少し反応が遅れた。
(意外と攻めてくるタイプかよ···)
お互いのナイフがぶつかり合い、中々譲らない様子だ。
当たり前だが、相手は戦闘に慣れている。
どれだけ経験を積んだか知らないが、俺も数年間戦場にいた身だ。ここで簡単に負ける訳にはいかない。
(体術で攻めてもええよな)
体勢を低くし、そのままトントンの足を狙った。
体勢が崩れるように足を蹴ると、トントンは咄嗟に対応できなかったのか尻もちをつく。すぐさまトントンの体に跨り、首元に向かってナイフを突き立てた。
トントンも負けじと抵抗するが、俺はこのまま殺す勢いで力を加える。
t「···っ、おい! お前、殺す気やろ···っ」
トントンの首元にナイフの先が付くと、ストップの声がかかる。
その瞬間、我に返ったかのようにスイッチが切れた。
トントンに跨っていた俺は、無理やり引き剥がされる。
??「あのトントンが負けるとは···」
t「あー、これは負けたわ···」
意外とあっさり負けを認めてくれた。
俺は勝ったという気分にならず、どこか腑に落ちた。
t「中々強いやん。認めたわ」
こちらに差し伸ばす手を握りしめ、熱い握手を交わした。
良い雰囲気の中、突然俺の腹の虫が鳴り一気に場の雰囲気が崩れた。
周りのガヤはクスクスと笑い始め、どこか苛立つを覚える。
「あっ···」
t「さすがに腹減ったよなw 食堂行こか」
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[2025/5/6投稿]
コメント
6件
こ の 状 況 で お 腹 な っ ち ゃ う z m 彡 か わ ち す ぎ る 軍 パ ロ は お い し す ぎ て ぇ ッ ッ ゛ …
流石 味方 最大 の 脅威 、、、強さ は 伊達 じ ゃ 無い です ね っ !