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めぅり
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トマトー🎷
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もし桃が泣いていたら
抱きつくなどあり
苦手な方Uターンお願いします
久しぶりの投稿なんで優しい目で見てください😭
コメント大歓迎です!!
コンコン
赫「桃くーん、はいっていい?」
桃「後ででもいい?」
赫「…うーん、顔見たいな」
ガチャ
赫「しんどかったね、大丈夫だよ」
背中をさすってくれる赫
配慮なのか、顔を必要以上に見ず抱きしめてくれる
優しさに触れてしまうともっと涙が止まらなくて
いやんなっちゃって
赫「中入ろっか、社員さん来ちゃうよ」
桃「ぅん」
赫「ずっと作業してたの?」
桃「朝からずっと」
赫「そっかそっか、疲れちゃったかな」
桃「…」
もう嫌
しんどい
でもやんなきゃ
考えれば考えるほど涙が止まらない
赫「なんにも考えなくていいよ、ちょっと寝な」
桃「ううん、」
俺がやんなきゃなんだから
赫「えぇー、一緒にサボろーよ」
桃「あと1時間で会議あるし」
赫「笑わないでいいよ今すごいしんどそう」
何も言えず俯くしかできなかった
赫「今は休む時間、1時間でいいから何も考えず目つぶろ」
桃「遅れちゃだめだし」
赫「起こすから、ね?」
桃「…わかった」
水
もっとグループ大きくしないと
ドームアーティストなんだから
そんな言葉が脳内を埋め尽くす
こんな声でいつも背中を押されていたのに今はただ苦しい
なんで、なんで俺が泣いてんの
5人の人生託されてんだよ
なんなら何百万人ものリスナーさんの人生も
手動かせよ
止まんなよ
水「桃ちゃーん!この資料なんだけどさー」
桃「ぁ、どした?」
水「…え、ちょ1回お仕事終わりね」
一瞬で顔色が変わった瞬間、泣いていることに気がついた
桃「全然大丈夫大丈夫、あくびしてたらさ」
笑って見せても顔色は治らない
水「何年一緒にいると思ってんのそんな僕馬鹿じゃないからねー!?」
笑えななかった
馬鹿だろって笑えなかった
安心しちゃって、だめんなっちゃって
水「ん、いいよ泣いて今日はもうゆっくりしよ」
桃「でも俺がグループ支えなきゃ」
リーダーがこんなので東京ドームとか立てないよ
水「その桃ちゃんが潰れちゃったらそれこそグループ終わっちゃうよ」
そう優しい笑顔で笑ってくれた
今日ぐらい、サボっちゃっていいかな
そう揺らいでしまった、いいことなのか悪いことなのかもう分からない
水「無理に涙止めなくていいからさ、今はただただここに座ってくれてたらいいの。リーダーとか社長とかメンバーがリスナーさんがーとか今はいいから」
弱くてもいいと言ってくれたような気分で
弱い自分を認められたような気分で
涙が止まらなかった
水「いつかこの苦しさも笑える日が来るからその日まで一緒に頑張ろう?」
一緒にならなんだってできちゃうかもな
この馬鹿っぽい天才となら
白
スマホが震える
白【なぁなぁー今日一緒に映画行かんー?】
何もやる気がなくて、寝転んで息をしているだけでしんどかった
一緒に映画なんて無理に決まってる
でもこれ断ったらなんか思われちゃうかな
桃「めんどくさ」
既読しといてそのままにしておいた
白【桃ちゃん?大丈夫??】
大丈夫じゃないし
大丈夫じゃないっていえばめんどくさいし
俺最低
スマホが震えても、スマホは見れなかった
もうこれ以上最低だと思いたくない
しんどいだなんて思いたくない
桃「もう辛いよ」
あれから何分経ったのだろう、何も出来ずただライブの集合写真をぼーっと見つめるしかできなかった
俺だけ顔死んでんなーとか思いながら
ガチャ、と部屋のドアが空いて焦って起き上がる
白「あぁー…良かったまじで」
その場にしゃがみこむ白にだ
桃「なんか…ごめん」
白「んーん、全然」
近ずいて頭を撫でてくれる
やっと今さっき収まった涙がまたぐっと押し寄せてくる
桃「俺ッ…俺…ッ」
白「ゆっくりでええよ、大丈夫大丈夫」
いつもふざけてる白にだが、今日は大人に見える
辛いって今なら言える気がする
助けてって言える気がする
桃「…助けて…」
小さな声で、そう呟いた
ほんとにちっちゃい声で
白「おん。助けるよ、勇気出してくれてありがとう」
そう背中を撫でながら抱きつかれる
こんなちっちゃい声でも気づいてくれて、寄り添ってくれて
これまで溜めすぎてたかなって思えちゃうぐらい
そんぐらい嬉しかった
白「さーて、今日はお家映画やなっ!」
どんだけ映画見たいんだよって笑いそうになったけど、なんだか今日は映画見たくなっちゃった
桃「ポップコーン買いに行かなきゃじゃん」
そう少し笑うとじゃーんと言いながら袋を見せてくる
白「買ってきとんねん!!」
用意周到だなぁだなんて思いながら見つめあってお腹が痛くなるぐらい笑った
何がそんなに面白かったのかはわかんないけど
面白くて楽しかった
ありがとう。白にだ
青
会議室で1人俯いて涙を流す
桃「なにしてんだよ、」
そんな自分を責め、ループに入る
そろそろメンバーが来てもおかしくないような時間
早く泣きやめよと殴っても、こんな自分が惨めだと思ってしまいやっぱり泣きやめない
ガチャ、とゆっくりドアが開く音がして血の気が引く
桃「ぁ、おはよ青」
青「おん、?」
桃「今日暑いねー」
一生懸命目を離して笑う
青「なんか、あったん?」
前の席に座って俺の手を包む
桃「どしたの?w なんもないよ」
そう笑って誤魔化す
青「ええて、なんもなくない顔しとるから」
青にはやっぱバレるなーだなんて思いながら青の手を見つめる
青「聞くで、今でもええけど時間が欲しいってなら今日の夜一緒に帰ろ」
桃「後で…がいい」
青「ん、限界きたら連絡するか2回叩いて」
頷きながら涙を拭う
優しいなぁほんま
俺の横に移動したあと今日なんの会議やっけ、といつも通り接してくれる
そんな小さな思いやりも今の俺からするとすごい嬉しかった
あの後いつも通りメンバーが揃って会議が始まった
桃「えっと、周年なんだけど」
赫「もうそんな時期かぁ」
東京ドームに行けるかどうか、明かされる時期に近ずいていく
もしリスナーさんがこの周年で離れてしまったらどうしよう
なにかミスっちゃってメンバーと色々起こっちゃったら
どうしよう、どうしよう
少し呼吸が早くなる
桃「もぅ…無理…」
小さな声で限界が来たと、自分でもその時わかった
少しこちらに寄った青の腕を2回叩いた
青「…おっけおっけ、ごめんちょ周年まだ時間あるしもうちょいあとででもええ?」
水「いいけど…桃ちゃん大丈夫、?」
だめ、気づかないで
見捨てないで
ごめんなさい
そんな言葉が脳内を埋め尽くす
桃「青…ッ」
涙がこぼれる
青はぎゅっと俺の手を握り、焦ってメンバーに色々説明する
でも俺がしんどいことは口にしなかった
白「なんかあったらちゃんと連絡してな、桃ちゃんも焦らんで大丈夫やからとりあえず今はゆっくりしよ」
優しい白の声が響く
青「おん、ごめんな」
青のその声からどんどん部屋からメンバーの足音が聞こえる
青「誰もおらんなったから、大丈夫やで」
そう背中を撫でてくれる
桃「まじごめん」
青「全然、気にせんでええよ」
周年の話するためにまたメンバーの時間とらんとあかんよな
俺のせいで会議とまってもたし
青「今日はなんも考えんでな、俺に色々話したらちょっとは楽になると思うから」
もう何も考えたくない、その一心で青を強く抱き締めた
黒
メンバーが来てるのになにしてんだ、とベットの上で丸くなる
下からいい匂いがするのに、ベットから出られない
誘ってもらったのに
何してんだと悔しくて涙が込み上げる
最近こんな事ばかり
急に嫌んなって初めてドタキャンした時もあったし、今日みたいに少し離れちゃう時もある
髪をぎゅっと握って引っ張る
イライラが、少し減る気がする
桃「もぅ…ッ」
何度も髪を引っ張っていると、ドア越しに足音が聞こえる
どうしよう、と焦るしかできない
こんなとこメンバーに見せれない
黒「…桃?飯できたけど」
桃「ごめん、もうちょっと待ってもらっていい?」
鼻を啜りながら笑って言う
もう少し整理する時間が欲しい
黒「飯はもうちょい後ででええからドア開けてくれん?」
その言葉で息苦しくなる
もしこの状態をメンバーに見られたら捨てられてしまうんじゃないか
嫌われてしまうんじゃないか
黒「ごめん、桃」
そう小さな声が聞こえた瞬間、がっとドアが開いた
桃「えぁ…」
少し驚いた顔をした後、急に近ずいてくる
桃「ぃや…やめっ…」
怖くなって壁の方まで逃げてしまう
黒「大丈夫大丈夫、俺おるからな」
そう言って頭を撫でられる
その瞬間何かが途切れたような気がした
桃「黒…ッ」
黒「うぉ…どしたん、」
急に抱きついても嫌な顔をせず笑ってくれる
黒「話聞くで」
何も言わなくても話を聞いてくれる
そんなところが好き
黒「ま、とりま飯食おうぜ」
桃「もぅちょっとだけ、」
黒「はいはい」
笑っていいよって言ってくれる
リズムよく背中を叩いてくれる暖かさが気持ちよくて
これまで溜まっていた涙が一気に出るような気がした
コメント
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お湯さん、第1話読ませていただきました。 桃くんの「しんどい」が静かにじわじわと伝わってきて、胸が締め付けられました。それぞれのメンバーが違う形で寄り添うのがすごく優しくて……特に青が「限界きたら2回叩いて」ってルールをそっと示すところ、白が「勇気出してくれてありがとう」ってちゃんと受け止めるところ、細かい気配りが沁みました。黒の「無理やり開ける」強引さも愛おしくて。 続きで5人それぞれの関わり方がもっと見たくなりました。素敵な作品をありがとうございます🌷