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さーて!今日は好きなお菓子食べまくってみんなの分なくしちゃおー!笑そう意気込み、エンジン達を待つことにする。
今日は、皆が他の任務があると言うので、自分の任務をさっさと片付けて、掃除屋の本部に帰ってきた。
窓に映る灰色の明るくない空と睨めっこしながら、お菓子を食べるのは毎日のルーティーンなんだよ〜。
そんな日常は掃除屋と一般人の違いが無い。
皆が似たような暮らしをしているだろうね。
お菓子を開けながら、この空がいつ、ミラの理想の舞台のような煌びやかな空になってくれるのかな。といつもわくわくしながら待っているの。
そんな考え事をしながら、お菓子を食べようと大きい口を開いた途端、セミュがいるじゃん。 セミュがこちらを見ている〜笑
もー笑 ミラと遊びたいって思ってるなら見つめないで、話しかけに来てよ!と心の中では突っ込みをいれつつ、
「セミュ〜? ミラに何か用あるのかな〜?」
「あら、よく分かったわね。 丁度エンジンから伝言を受け取っているのよ。」
ちょっと待ちなよ~笑
エンジンが態々、人繋縄(チョーカー)で伝えないなんて、絶対面倒臭いこと持ってくるに決まってるじゃん。 正直嫌な予感以外しか感じない。
「ふーん。 それでミラに何をして欲しいのか教えてよ〜?」
珍しく、セミュが神妙な顔つきをしていた。
なにがあるのかなー?と益々気になってしまう。
「ミラ、今言う事を落ち着いて聞いてちょうだい。」
「分かってるよ?」
「それなら、言えるわね。 」
「今、エンジンが天界人を危険区域で保護したらしいの。」
「えぇー?セミュ嘘下手ー笑 」
「嘘をつくなら、ミラみたいに上手になってから言わないと駄目だよ~?笑」
いや、セミュのあの神妙な顔つきを見る限り本当なのかもしれないのかも。
今回ばっかりは、セミュの話を信じたほうがいいのかなぁ。
「それで、連絡通りなら、エンジン達がこちらに向かってきているはず。だけど、車がないのよ。」
「…はぁ? ミラに届けろってこと? なんでそんな事しないといけないのかなぁー? ほーんと、エンジンって馬鹿なのかなぁ~? 普通なら車が必要ということぐらい分かるはずだよねぇ?」
わざとらしくため息をつきながら、渋々出る準備をしようと思って、大量のお菓子を口の中に突っ込んだ。車の鍵無くしていたら、言い訳して行かなくていいかなぁとか考えながら、上着の中をゴソゴソして、直ぐに見つけてしまった。
一応念押程度に、嫌がってみて少し抵抗しておこう。
「正直?ミラは、ちゃんと今日の任務完了して、ほぼ、今日の仕事終わりだったけど〜? セミュがそう言うから、今回だけ行ってきてあげる。ほーんと特別だよ~!」
「はいはい、わかったわ。ミラ、お遊びじゃないってことをくれぐれも気をつけて行きなさい。」
「はぁーい…!ほんとーにめんどくさ〜い。」
そう言い残して、車の鍵をぶんぶん振り回しながら、駐車場へ向かった。