テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
rbr視点
帰って来ると一気に疲れが押し寄せてきた
そこまで動いてないとはいえ、久しぶりに会ったのと、新しいものを見た興奮からやろうか
(でも、まだやりたいことあるしなぁ)
日常国の情報が分からなかった理由が分かった
削除したデータの復元はしていなかったし
これからも付き合って行くのなら、調べるべきだろう
「じゃあ俺はもう部屋行くしな」
zm「え!?食堂行かんの?」
「ちょっとやりたいことあってな」
tn「やるのはええけど、何するんや?」
「え〜と、、、」
gr「、、、まぁ、いいじゃないか、俺たちだけで行こう」
(グルッペンナイス!)
「すまんな、それじゃ!」
それだけ言い残し、俺は自室に向かった
自室には、俺専用のパソコンが置いてあり、俺以外が触ることを禁止している
パソコンを起動し、日常国の機械をハッキングする
(ぺいんと兄さん達ごめんな)
少しだけ、罪悪感を感じつつ、俺は削除されているデータを取り出していく
復元は後でするからとりあえず、いつでも見れるように俺のパソコンにデータを運んでいるのだ
(こんなもんか?)
粗方取り終わったらバレないように、痕跡を消していく
ミスが無いか確認したら次はデータの復元作業
一つ一つファイルを開いて、復元していく
思っていたよりも多く、1日では終わらなさそうだ
今日中には、軍についての正確な情報が欲しいな
(えーと、、、これは?)
1つのファイルが目に留まる
それは、『我々国』と表記されていた
(これは俺たちのデータなんか?)
開いて、復元していけば俺たちについての情報がまとめられていた
我々国についてが終わると、今回の同盟の件についてもここにまとめられていた
『今回、同盟を組むにあたって注意すべきこと』
後に綴られているのはどういう点に注意すべきかについて
『同盟の目的』
これは、俺の知らない内容だった
グルッペン達は、『戦争時の戦力の提供』『物資の交換』が主だと言っていた
恐らくその後は軽い世間話でもしていたのだろう
『我々国にいるロボロを安心して任せられるか、信用に値するか見極める』
まさかこんな事だとは思わないだろう
(ぺいんと兄さん考えすぎやで、、、)
少し顔が熱いのが分かる
コンピュータ室じゃなくて、自室でやってホンマに良かった
(てか、こんなしょうもないことで同盟の提案したんか?)
やっぱり兄さんは身内に甘すぎる
兄からの愛を感じながら俺はもう寝ることにした