月里様からのリクエストを元に作った物語です。
リクエストありがとうございます!
では、本編へどうぞ!
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樹side
俺はメンバーの京本大我と付き合ってる。今日は俺も大我も休みで家でまったり過ごそうと思ってた。
なのに、運悪く頭痛がやばい!マジでずっと頭痛てぇ。
大我「ねぇねぇ、じゅり〜」
そう言いながら甘えてくれる可愛い彼女の大我。でも、頭が痛すぎて素っ気なくしてしまう。
樹「何?」
大我「なんか怒ってる?俺なんかした?」
樹「別にそうじゃない」
大我「じゃあなんでそんなに冷たいの?いつもはもっと構ってくれるじゃん…」
寂しそうな顔をしてこっちを見る大我。大我に申し訳なくて胸が痛いけど、今は頭痛に耐えるので精一杯。
大我「ねぇ、何?なんかあるなら言ってよ」
樹「何も無いよ」
大我「嘘だ!ねぇー」
俺の腕を掴んで“ねぇねぇ”と引っ張る。俺は頭の痛さも相まってイライラして……
樹「だから何もねぇて言ってんだろ!」
声を上げてしまった。すると、
大我「もういい!樹なんて知らない!」
バタンッ
大粒の涙を流しながらそう叫んで出ていってしまった。俺、最低だ……。
急いで追いかけようと立つと視界が揺れた。
大我side
樹から出た声にびっくりして、出てきちゃった。
樹は何か考え事してただけかもしれない、なのにしつこくしちゃった。ちゃんと謝らなきゃ……。
少し外を歩いて頭を冷やしてから家に戻った。
ガチャ
リビングのドアを開けると目の前に倒れてる樹。
大我「樹!ねぇ!……熱っ」
身体に触れるとすぐに熱だとわかった。苦しそうに荒い息をしてる樹。とりあえずベッドに運んでおでこに熱さまシートを貼った。
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樹「んんっ……たい、が」
大我「樹!大丈夫!?」
樹が目を覚ましたのは1時間後だった。
樹「ちょっとらくになった」
大我「良かったぁ」
樹「ごめんな、どなったうえに、めいわくかけて」
大我「ううん。僕の方こそごめんなさい。樹がしんどいのに気付かないでしつこくして…」
樹「なかなおりね、ニコッ」
優しく微笑んでくれる樹を見てると、自分の中で張り詰めてた糸が一気に解ける。
樹「ほら、なかないの。おいで」
熱でしんどい樹に甘えるのは申し訳ないけど、それ以上に今は抱きしめて欲しくて樹の胸に飛び込んだ。
大我「グスッ、グスッ」
樹「ヨシヨシッ」
大我「樹、一緒に寝てもいい?」
樹「ねつ、うつるよ?」
大我「いいもん。今日は樹と一緒がいい」
樹「ふはっ、かぁいい!いいよ」
大我「ありがとう!」
この後、ちゃんと樹の看病をして一緒に寝た。
朝起きた時には樹の熱は下がってて元気になってた。
これからは我慢しないでしんどい言って欲しいな。僕もちゃんと気付けるようになるから。
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いかがでしょう?
期待に応えれていれば幸いです。
また、リクエストをお待ちしております。