テラーノベル
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ng「? なにかってなんです??」
kn「えー、、ほら、何がとは言わないけど、アキラかなー?って思って」
目の色を伺うように見ると、はぁ。と溜息をつかれた。
なんだ、人の顔を見て溜息って。失礼な。
ng「なんで奏斗が知ってるんです?」
やっぱり。
kn「雲雀ん家で、たまたま見つけた。やっぱりお前かい。もぅ〜、雲雀に変なモノあげないでよねぇ」
あんなの雲雀が持ってる可能性なんて、アキラからもらうか、その時の彼女の趣味か、でしょ。
kn「危うく勘違いするとこだったじゃんw」
なんかモヤッてたのがスッキリしたわw
ng「べつに私が押し付けたとかじゃないですよ?本人が興味ありそうだったんで」
え?
kn「えー、、、?オ〇ホとかならまだしも、、、あれを???」
ng「、、貴方、口に出さないでくださいよ、ここスタジオですよ..」
べつに周りに誰も居ないし、少しぐらい大丈夫でしょ。
kn「興味ありそうとか、アキラの勘違いじゃない?変なモノ押し付けられて雲雀可哀想〜」
ng「….変なモノ」
アキラは眉を眉間に寄せた。
ng「奏斗は知らないんですか?たらいの好きな人が男って」
kn「ー、、は?」
好きな人?は?なんの話?
kn「何言ってんの?」
ng「だから、たらいの好きな人は男なんですよ。それで、後ろに興味ありそうだったんで」
???
うそでしょ?
kn「冗談?冗談なら面白くないよ、それ」
ng「、、、」
kn「てか、本当だとして、なんでアキラがそんなに詳しいの」
好きな人の話なんて、一切聞いた事ないし。
僕の方が一緒にいる時間多いのに、おかしくない?
ng「少し前に、そういう話になった時があったんですよ。それからよく、ご飯ついでに相談とか乗ってますね」
kn「、、、ふーん。そうなんだ」
なんこれ、なんかイライラする。
一番最初に相談する相手とか、普通だったら僕じゃないの?
こんなに一緒にいるのにさ、、1番雲雀の事、分かってるのは僕なんだし。
ー、、でも、男って、、、。
雲雀が男と付き合うとか、、、、、嫌かも。
女の子なら、べつにいいんだけど。
彼女居る時も、僕の事(ヴォルタを)優先してくれてたし。
僕も女の子好きだしね。
男かぁ、、、、。
僕の定位置(居場所)取られたりしないよね..?
雲雀の隣は居心地がいいから、譲る気は一切無い。
まぁ、雲雀の恋が実るかは、 分からないし。
ng「たらいって、男女問わずモテますよね。だから、大丈夫ですよ、その相手とも上手くいくんじゃないんですか」
kn「、、、そうだね。上手くいくといいね」
思ってもいない言葉を並べた。
やっぱり駄目でしょ、、男は。
“相棒”の僕を一番に考えてくれなきゃ。
僕だってそうしてるんだからさぁ、、。
同性の男なんて、僕らの関係壊されそうじゃん。
だから却下ですね。
どうすれば、、、、邪魔できるかなぁ?
そいつの事考える時間が無くなったら、忘れてくれたりしないかな、、。
コメント
9件
奏斗気づけー! それが恋だー!!
KNTが男だったら嫌だって思ってるのが告白にしか思えない、気づいてないだけで嫉妬してるのがいい! 続きまってます
ストーリーが素敵すぎます✨️邪魔しようとしちゃうのは、それはもうね、特別なんですよね。そういうの大好物です、読ませていただけて幸せです✨️