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「あんたには絶対勝ってやる!!」
「えぇ~急にそんなこと言われてもー…💦」
先に話しかけてきたのは森りすだった。彼女は水猫のライバル的(?)な存在。なぜそんな関係になったのかはわからないが、多分水猫に憧れたんだと思っている。
水猫はそういうことを言われるとすぐ困っちゃうので、なんて返せばいいのかいつもわからないままでいる。
でも今回は違った。
「い、いつもなんなのさ!ぼくに何か恨みでもあるの?!」
ついに、勇気をだして聞いてみることに成功した。
「は、はぁ?!べつに、そんなんじゃないけどさ…いつもいつもあんたばっかりちやほやされて、頭にきてるのよ!」
といって森りすはどこかへ行ってしまった。
「もう、本当になんなんだよ…」
水猫は小さくため息をついた。
はぁ…はぁ…
本当は、本当は違うのに!なんで毎回言えないの?
森りすは自分の巣に戻った。
実は、森りすはツンデレで、水猫のことが好きなのだ。だから、いつも水猫の近くにいたいと思っている。でも、なぜかムキになってしまうのだ。
「水猫に木ぎつねちゃんっていう彼女がいるのは知ってる!でも、どうしても水猫と仲良くなりたい!」
しかし、自分では無理だ。今まで水猫に上から目線の態度をとっていた。そこから謝ったって、許してくれるわけがない。
「ああ、本当にどうしたらいいんだろう…」