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幽霊が見える君と恋した私

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幽霊が見える君と恋した私

3 - ____が見える君と恋した私 ~ 不思議に思う友達 ~

2023年11月14日

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「瞬ちゃん….私なのに…」

「じゃあここで問題な」

「俺と俺の大切な人がした初めての約束はなーんだ」

瞬ちゃんはまるで私をバカにしたように

問いかけた。

そんな問題、楽勝すぎる。

私と瞬ちゃんがした初めての約束は

「また縁側でラムネ、一緒に飲もうね」

だった。

「…え、本当に…」

「うん!本当だよ!」

「…なんでそんな地味になったんだ?」

「前の方が可愛かっただろ」

「まさか俺が引っ越してからなんかあったとか…」

「違う違う!わざと地味になったの」

「…そう」

「瞬〜?何してんだ〜?先行くぞ〜!」

遠くから瞬の友達らしき人が呼んでいた。

「あ、俺、もう行かなきゃ」

「蜜も早く来いよ」

「ちょっとしてから行くよ」

そう言って瞬は私に背を向け、

屋上に向かった。

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