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ユウヒ「(鼻歌)」
美術部の先輩「やり直し!」
ユウヒ「は、はい!」
ユウヒ「こうですか?」
先輩「下手!やり直しよ!」
ユウヒ「あぁ、やり直し…」
先輩「私のようになりなさい!」
ユウヒ「はい!」
ユウヒ「心込めて…絵を描いて…」
ガンッ!!
ユウヒ「!?」
先輩「絵に心を込めない!だから下手になる!」
ユウヒ「絵は心を込めて描くんですよ!?」
先輩「絵が下手になる遺伝受け継いだのかしらw」
ユウヒ「ふざけ…!!!」
ビリッ!!!!
ユウヒ「!!」
先輩「部長の言う事は絶対よ?逆らったら首はねるわよ?」
ユウヒ「ごめんなさい…」
ユギ「…酷い…」
カシャッ…
ユギ「もうちょっと証拠を探さないと…」
ある日
ユギ「道場破りじゃぁぁぁ!」
ユウヒ「柚木姉それ場違い!違う!!」
ユギ「うちのユウヒを虐めたのは誰だ!!」
ポチッ…
『部長の言う事は絶対よ?逆らったら首はねるわよ?』
ユウヒ「それは!」
ユギ「部長はユウヒの才能を嫉妬して下手と言い続けました!」
部長「お前!!」
ユギ「この野郎!!」
ボコッ!!
部長「!!」
ユギ「ユウヒは絵を描くことが
コンプレックスになりかけました!」
ユウヒ「絵を描くことをコンプレックスに。
そのせいで絵を描く事が苦手になりました。」
ユギ「…貴方は部長失格になるよ。」
部長「そんなぁぁぁぁ!」
ユウヒ「気持ちを込めたこそ絵は存在する」