はい、みなさんこんにちは
今回は前にきょもじゅりの回のときに言ってたほくじゅり🦁🦅のセフレです。
なんか毎回樹が可哀想です。申し訳ないですね。
それと今回、
ゆごじぇ🦓🦔(、ほくじぇ🦓🦅)
が少しだけございます。
それでも可能な方はこの先をお読みください
それではどうぞ
⚠️苦手な方はご自衛願います。⚠️
通報等も禁止です。
ほくじゅり🦁🦅
北斗「」、樹『』、他メンバー ()
樹side
俺は北斗が好きだ。それも恋愛的に。
でもこの恋は叶わない。
だって北斗は、ジェシーが好きだから。
でも北斗の恋も叶わない。
ジェシーの好きな人は髙地で、2人は付き合ってるから。
だから俺は、北斗の寂しさにつけこんで、北斗を抱いてる。
北斗が辛いときはそばにいるし、どうしようもなくて助けを求めてきたときには抱いてる。
そんな、北斗にとっては都合のいいセフレ、俺にとっては好きな人を理由もなく抱くことのできる、都合のいい内容。
でも、北斗を抱くとき、北斗を抱ける嬉しさと、北斗が気持ちよさじゃなくてジェシーのことを想って泣く、行き場のなくてどうしようもないやるせない気持ちと、俺のことを想ってくれない北斗と、北斗に想われてるジェシーに対する嫌悪感。プラス、そんな醜いことを考えてしまう自分に嫌気がさす。
辛い。苦しい。俺のことだけ見てればいいのに。俺が一番北斗のこと分かってるのに。
なんて、北斗に伝えられたらいいんだけど。そんなことできたら苦労してない。ジェシーのことは好きだ。でも北斗に想われてるジェシーは嫌い。そんな自分勝手な想いを俺はいつまで抱き続ければいいのだろうか。
いつまで続くか分からない醜い気持ちを自分の中でかったまま、俺は今日も北斗を抱く────
ある日のことだった。
あの日、俺は自分が北斗のことが好きだと気づいて間もない頃だった。
でもその気持ちを伝えられるはずもなく、好きだと自覚してから今まで以上に北斗にくっついてた。
俺は北斗と話してて、ふと北斗の視線が、話してる俺ではない方に向いてることに気づいた。視線の先を辿ると、そこには仲良く楽しげに話す髙地とジェシーがいた。
そんなの北斗が2人のどっちかを好きなんて気持ちに嫌でも気づいてしまった。だって、2人のこと寂しそうに、羨ましそうに見てんだもん。
だから俺はその日、北斗の気持ちを確かめたくて、仕事終わりに北斗を家に呼んだ。
「どうしたの、突然。こんな時間に呼ぶのってめずらしいじゃん 」
『うん、まあね笑 』
『…ねえ北斗』
「ん?」
『…ぁ〜、なんていうかな…』
「何よ笑」
『…ぃや、もう単刀直入に聞くわ。北斗ってジェシーと髙地、どっちが好きなわけ?』
「…ぇ、と、どっちも好きだよ笑 当たり前じゃん笑」
「もう、真剣な顔で話し始めるからびっくりした笑」
なんて、誤魔化された。
でも、どっちが好きかなんて大体検討はついてる。
『いいからそういうの。恋愛的にどっちが好きか聞いてるわけ。』
「…な、なんでそんなこと急に話し始めるの?」
『で、どっち』
「、なんのこと、?笑」
この後に及んでまだシラを切るつもりでいるのだろうか。ごまかしが下手すぎる。
『北斗』
「…っ、ジェシー…が、すき…」
言い逃れはできないと分かったのか、しりすぼみになりながらも答えてくれた。
まあ、やっぱりね、と思ったけど。
「っ、お願い、誰にも言わないで…」
『ふは、笑 言うわけねーだろ笑』
「ほ、ほんとに、?」
『当たり前だべ』
「ぁ、りがと、」
言うわけがない。他のメンバーに言ったりでもして、北斗の恋に協力するなんてことしたら、それこそ俺に勝ち目がなくなってしまう。
「、でもなんで分かったの、?」
…そんなの。
いつも北斗を見てたから。なんて言える訳もなく。
『お前が分かりやすすぎんの。』
「へ、?」
『2人のこと見すぎ。てか主にジェシー』
「え、そんなに見てた…?」
『無自覚かよお前』
「うん、完全に無意識だった…」
…いいなぁ、ジェシー。無意識に見られるくらい、北斗に想われてて。
「ね、じゃあさ、気づいたならさ、俺のれ、恋愛相談にのってくれる、?!」
『はぁ?!いやだべ!』
「ぇえ!!なんでよ!いいじゃん少しくらい!」
絶対に嫌だ。なんで好きな人の恋愛相談にのらなきゃならねぇんだよ。
…でも、北斗が他のやつを頼ることもいやだから。
『はぁ、少しだけだからな。』
「!ほんと!?ありがと樹!」
『少しだけだから!』
「分かってる!」
それからは割とキツかった。ほんと少しだけって言ったのにめっちゃ相談してきやがんの。まあ断れない俺も俺だけど。
…だってさあ!!あんな可愛い顔でお願いされてみろ!断れねぇんだよ!しかも好きなやつ!無理だろ。
相談内容は至ってシンプル。飯に誘いたいけど、理由もなく誘っていいのかとか。
まぁ、たまに知らねぇよ!ってやつもあったりしたけど。
何より、好きなやつに頼られてる、ていう事実が俺は嬉しかった。
でも、ジェシーと髙地が二人でにこにこしながら入ってきたときだった。
(俺たち実は、付き合ってまーす!!)
なんて、いつもよりでけぇ声出してジェシーが俺たちに伝えてきた。
みんなが おめでとう と祝福して、質問攻めされてる二人。
二人を祝福したい気持ちと、”トイレ行ってくる”って言って、さっきから姿の見えない北斗を探しに行きたい気持ち。どっちを優先すればいいか分かんなくて。
『北斗遅くね?探してくる〜。ついでになんか飲み物買ってくるわ』
っていい感じに抜け出した。
トイレは見たけどいない。自販機のとこにもいない。使われてない倉庫みたいな部屋にもいなくて、少し焦り始めたとき、ふと、北斗が昔一人でよくいた階段の存在を思い出した。今はもうほとんど使われることのない階段の踊り場。そこにいるはず、と思って来てみると、息を殺して泣く北斗が見えた。
『北斗、!』
北斗はぴくりと肩を揺らし、目を真っ赤にしながら、震えた声で「樹、」と呼んだ。
『やっぱりここにいた、』
「、なんで、」
『なんでってお前、トイレ行くって言って全然戻って来ねぇんだから探すに決まってんだろ』
「…おっきいほうかもしれないじゃん」
『…たしかに』
「、、あと、なんで分かったの、場所、」
『あ?だってお前、昔から1人になりたいときとか、いつもここにいたじゃん。泣くときも。』
「…そんなこと覚えてるの、」
『あたりまえだろ。』
当たり前だ、そんなこと。北斗のことなら何でも覚えてるよ。…基本的には。
「…昔から、いつも樹だけ来てくれたよね、」
『そりゃ、北斗は1人になりたいから来てんのに、他のやつバレたら嫌だろ』
「そ、だけど、…やさしいね、樹は、、昔から、」
『そーか、?別に普通じゃね』
「ううん、優しいよ、樹は。…好きになったのが、樹だったら良かったのに、笑」
今なら、今の弱った北斗なら、俺が付け入る隙がありそうで。
『…じゃあ、俺にする?』
「え、」
『ジェシーの代わりと言っちゃなんだけど、いやジェシーの代わりにはなれないんだけど、俺、北斗の寂しさなら埋めれそうだけど。』
「なに、言って、…むりでしょ、全部、」
『無理じゃねーよ』
「…でも、樹に申し訳ないし、嫌じゃ、ないの、」
『嫌だったらこんなこと言ってねーよ』
ちょっと嘘言った。本当は嫌だ。ジェシーの代わりじゃなくて、ちゃんと俺を見てほしい。けど、今はそんなこと言ってられないから。
『じゃあ北斗はさ、ジェシーのこと、諦め切れそう?』
「…諦めたい、けど、多分むり、」
『だろ?んで北斗はさ、もしジェシーと付き合えたら、ジェシーに抱かれたい?』
「なにいって、」
『北斗』
「…抱かれ、たい、 」
『ん、なら決まりな。俺が北斗の寂しさ埋めるために抱いてやる。』
「ぇ、でも、」
『俺は辛い思いして欲しくて北斗の恋愛相談乗ったわけじゃねぇから。』
うわ俺かっこいいこと言った。笑 てかなんだよ俺”抱いてやる”って。’抱かせてください’の間違いだろ笑
「…ほんとに、いいの、?」
『うん』
「…あり、がとう」
『ん、いーよ』
よかった。ごめんな北斗、ずるくて。でも、北斗と近くにいるには、今はこれしか思い浮かばないからさ。
『てかお前あれだな。やっぱり泣き顔ブスだな』
「ぅ、絶対言うと思ったぁ、!!」
『んは、ごめんて笑』
それから、自販機で飲み物を買ってからもどろうと言って、みんなの分も買ってやろうかとか考えてると。
「…ほんとは気づいてたんだよね、」
『んあ?何が?』
「ジェシーが髙地のこと好きなの」
『…そ。それなのに告白しなかったんだ?』
「しようと思ったよ。思ったけど、遅かった。」
『なんで?』
「だって、今日告白しようと思ったんだもん、笑 」
『…すればいいじゃん。気持ち伝えるだけでも。』
「むりだよ、あんな幸せそうな2人見たら。」
それもそうだ。俺だってできない。現に俺も今できていない。
『まぁ、いいんじゃね、好きなままでも。』
「いいのかな、」
『いいだろ別に。髙地はわんちゃん気づくかもだけど、ジェシーとか気づかなさそうじゃん笑』
『いいんだよ。好きになっても、好きなままでも。』
まるで自分に、言い聞かせるように。
「そ、か、、そうだよね、」
それから少し元気になった北斗を連れて、楽屋にもどった。
”遅い”なんて文句を言われつつも、買った飲み物を出すと手のひらを返したように感謝された笑
みんな北斗の赤くなった目を見て、何か言いかけたけど、気を使って余計な事を言わなかった。優しいし良いヤツらだよほんと。
おかげで俺が影でこっそり注意されたけど。俺が泣かせたと思ってんやがんの。まあ北斗のためなら怒られてやりますよ俺は。好きだからね。
数日後、俺は北斗を家に招き入れた。北斗を慰めるためにね。ほんとはジェシーと髙地が付き合った報告してきたときに抱きたかったけど、それぞれ仕事があって忙しかったから、日を置いて北斗と予定が合う日にした。
俺の家に来た北斗はいつも通りよく話してたけど、そういう雰囲気になると静かになった。
それから事は進み、今は俺 の腕の中で眠ってる北斗。行為中、北斗は泣きながらジェシーの名前を呼んだ。まあ、俺が気にせず名前を呼んでいいって言ったけど。
皮肉だよな。好きなやつを抱いてるのに、そいつは俺じゃなくて別のやつの名前を呼ぶ。s◾︎xって、気持ちいだけじゃなかったっけ。好きなやつを抱けるのに、苦しくて、辛かった。
でも北斗を嫌いになんかなれない。身体だけでもいい。心は繋がってなくてもいいから、せめて身体だけは、俺のものになってほしかった。
それからというもの、頻度はそこまで多くはないが、北斗が精神的に辛いときは俺がそばにいた。
北斗の心の支えは俺。そう思ってないと、勘違いしてしまう。北斗が少しは俺のこと好きになってきてるんじゃないかって。全部、違うのに───
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ごめんなさいごめんなさい。
ほんとにすみません。遅くなって。
っていうのを毎回繰り返してる学習しないバカです。みなさんどうも。
いや切り方がどうすればいいのか私には分かりませんでした。ごめんなさい。
次回の始まり、もしかしたら続きっぽくない始まり方するかもしれませんが、大丈夫です、続きです。
いやまあ、投稿おっせーな何してんだよ暇だろって思ってるかもしれませんが、許してください。
ごめんなさい、ではまた次回。っていう最後の締めも下手くそですよねすみません。
コメント
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深夜にとてつもなく有難い投稿。😭 双子ちゃんの切ないお話も大好き。🫶