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“注意事項”

・二次創作

・ロフマオメイン

・世界滅亡した後の想像のお話

・空想上の化け物出てきます

・死ネタ

・半分(?)獣化します




これらが大丈夫な方はどうぞ!!!


???視点


ひとつカプセルが壊れてしまったが良いだろう…。これで人が生き返ることが分かったんだからな、。


2つのカプセルをじっと見ていると、ブクブクブク…とだんだん気泡が浮いて出てきている。


もう少しだ、もう少しであの”怪物”にぶつけれるんだ…


自分の研究は世界を救うんだ。


きっと、自分の罪を償える時がもうすぐでくる。


あの化け物を殺したら世界に平和が訪れる。そしてこの”時間”が元に戻る。怪異は全て終わる。


こいつら二人は確かあの薬を飲んでいた筈だ。身体能力もぐんと上がっているはず。更にここで有力な薬をコイツらの身体に巡らせたら…


世界が戻るのもそう遠くはない。


機械に目を写すと、線がさっきよりも激しく動いている。…もうすぐだ。もうすぐであの怪物にぶつけれる。


さっきの紫髪は…何故か失敗した。…薬が効かなかったのだろうか。


まぁいい、この世界を早く戻せれば…きっと…日常が戻ってくるんだ…


この2人が頑張れば、あの化け物を倒せば、…


メッシュ頭から順に目を開けてきている。


自分は機械のスイッチを切った。カプセルから順に出して、服を着させていく。


虚ろな目をして突っ立っている。まるで死人のように目に光がない。薬が効き過ぎたのだろうか?それとも既に死んでいるが身体だけ動いている状態なのだろうか?


とにかく問題がないかチェックだ。


『…右手を上げてみろ。』


二体とも右手をスっとあげる。脳はちゃんと動いているようだ。


「…ど…….だ…」


ポツリと茶髪が呟く。


もう一度良く聞いてみた。


「…御二人は…どこだ…?どこにやった…?」


それに便乗してメッシュ頭が動き出す。


「お前、知っとるやろ。…記憶は曖昧やけどこれだけは覚えてる。俺はお前に殺された事を。」


首に手を回され、力が入る。とても苦しい…


「なぁ、他2人は何処にやった?」


『知らない…ッ…なんも知らない…ッ…勝手にどっか行ったんだ…ァッ…』


そう言うと手の力が弱まり、そのまま自分は地面に崩れ落ちた。


『げほ、っ…けほ…』


自分が地に膝を着いたのを最後に、いつの間にかあの二人は消えていた。


『ク……ソ………』


なんとも言えない自分の無力さに残念だった。


…そうだ、自分で変えれば良いんだ。


視界の端に残りの強化剤がある事に気がついた。…そうだ、この薬を自分に打ち込めば…ッ…


気付いた時にはそれを手に持っていた。原液をそのまま打ち込むとこの身体の形は保たれないだろう。


…あの元人間だったバケモンに打ち込んだ時と同じになるかもしれない。だが…絶対に意識をしっかりさせてアイツをぶっ倒すんだ…


俺は思い切り腕に薬を打ち込んだ。






不破視点


気づいたら死んでて、気づいたら生き返っていた。


気づいたら身体が軽くなってて、気づいたら強力な寂しさに襲われていた。


今もちさんと甲斐田がいなくて頭が可笑しくなりそうだが、社長がいる事によってなんとか精神を保っている。


死ぬ前はそんなことは無かったのに。寂しさなんて感じなかったのに。


…不便な身体になっちまったなぁ。


「…不破さん…そういえば…」


社長がそう話しかけてきた。何かに気付いたかのように。


「私達…動物から人に戻ってません…?ほら、もう耳やしっぽ、異常な嗅覚やらなんやらが無さそうですよ」


自分の頭や尻を触ってやっと実感した。この荒廃した町で目覚めてから動物になってた方が長かったせいかちょっと違和感がある。


「…ほんまや!!」


だけどやっと自分の身体が戻ってきたのだと思うと凄く嬉しく感じる。


「やっちゃぁ!!やっと人間に戻れた!!」


「ここまで長かった…凄く…これからは人間として過ごせますよ…!!」


「この手だったらゲーム沢山できる〜!!解放感ぱねぇっすわ!!」


人間に戻った喜びを社長と噛み締めていたのも束の間、どこかにいた兵隊?が俺の肩を叩いた。


『…お前が不破湊…そして加賀美ハヤトか?』

GAME OVER !? " 完結 "

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