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康二を見ていると、職場内恋愛なんてリスクの大きいものなんかするべきじゃないと思うけど、俺たち9人は距離が近すぎるし、それぞれ本当に魅力的だ。会う頻度も多いし、お互いに好きになってしまうのも無理はない。俺は最近ではそう思っている。


俺が康二を可愛いと思ったのは康二がしょっぴーに恋をしてからだった。


しょっぴーの気まぐれに一喜一憂して振り回される康二が愛おしかった。


秘密主義のしょっぴーが、特定の誰かからの連絡が来ると嬉しそうにしたり、泊まると言って遊びに来たはずが、突然話を切り上げて帰って行くのを何度か見た。それでしょっぴーの恋にはなんとなく気づいたわけだが、相手もわからなかったし、はっきり聞いたわけでもないので、康二には教えなかった。

なるべく康二の可愛い片想いが幸せに続くように俺は近くで見守っていた。



🧡「戻らなな……」



タオルを被って、俯く康二の頭を抱えて、隣にいる自分に引き寄せる。



🧡「めめ…あかん。また、泣いてまう……」


🖤「大丈夫、大丈夫。康二は悪くないよ」



俺は康二が落ち着くのを待って、練習場へ連れて戻った。

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