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?「なあ、また集まれない?」
俺は安田一樹。子供の頃から夢見ていた俳優として働いている。
イケメン俳優として有名になってからは故郷を離れ上京し仕事をしていた
そんな時,一件の着信が来た。それは中学校の時使っていたいつメンのチャットだった。
20代になった今,俺は久しぶりの着信で胸を躍らせながら開いた。
千秋「ねえねえ!みんな久しぶり。みんな大人になったことだし飲み会でもしない?」
いつメンの1人であり、おしゃれな千秋桃奈からのメッセージだった。
俺は俳優の仕事が忙しいため断ろうとした時,
谷山「このグループも久しぶりだな。飲み会やろうぜ」
いつメンの1人で頭がいい谷山尚都だった
俺はみんなに会いたい気持ちと仕事をしたいという気持ちが混ざり返信に困っていたそんな時,またグループにメッセージが来た
野崎「俺も行くわ。久しぶりだからみんなで話したいし」
いつメンでスポーツマンだった野崎彰人からだった。
俺はグループのほとんどが集まると聞いて行こうと決心した
安田「俺も行くわ」
この時点で6人中4人が集まることになっていた
千秋「あとは芽衣奈と恋歌だね」
千秋からのメッセージでは6人の中で返信しなかった小村芽衣奈と浅野恋歌の名前があった
小村芽衣奈は頭がいいもののピュアで純粋だった。浅野恋歌は俺の幼馴染でありグループの中でいちばんのおふざけものだった。思い返しているとメッセージがきた
谷山「そういえば小村、グループ入ってないな」
野崎「確かに、でも浅野は入っているだろ」
千秋「なんか色々あってグループが壊滅してからほぼ話してないからね」
谷山「何があったんだっけな」
野崎「そんなことあったっけ?」
千秋「とりあえず芽衣奈のことグループに入れとくね」
そして千秋が芽衣奈をグループに入れて話をした
小村「私も行きたい。なんか色々話したいし」
俺らは全員で集まって居酒屋に行くことになった。楽しみだったけど結局当日になるまで浅野から既読も返信もなかった。
〜当日〜
いつメンで会う約束をしていた日になり、待ち合わせ場所だった故郷にある居酒屋へ向かった。すると男女4人が店の前に集まっていた
谷山「おい、おそいよ〜安田君」
小村「これでみんな揃ったね」
千秋「安田何やってたんだよ」
野崎「早く店入ろーぜ」
俺らは流れるように店へ入って行った
そして2時間ほど飲み続けた
谷山「中学校の頃はあんなにふざけてた安田が有名な俳優になるなんてね」
千秋「谷山は何やってんのよ」
谷山「俺はIT企業の社長やってるよ」
千秋「野崎は?」
小村「桃奈ちゃん知らないの?」
千秋「何が?」
安田「野崎今、サッカーの日本代表だろ?」
千秋「そうだったの?」
野崎「一応な、千秋と小村は何やってんの?」
千秋「私は今アパレルショップで働いてるよ」
小村「私も最近まではアパレルショップで働いてたんだけど,今は薬剤師になるための勉強中だよ」
安田「千秋はなんとなく想像つくけど小村が薬剤師っていうのはあんまり想像できなかったかも」
谷山「それな」
そんな感じで話していて酔い始めた頃昔の話になった
谷山「そういえばさ、俺らなんで中3の時離れたんだろうな」
千秋「私もあのあと考えたんだけど思い出せなかったよ」
野崎「離れたことも記憶ないな」
小村「なんの話?」
グループで話していたことを谷山が小村に伝えた。すると、
小村「え?覚えてないの?」
俺は小村が覚えていることに驚いた。
小村「私たちが中3になってテストの結果が返された時、いつもみたいにみんなで帰ってて、その時急に恋歌が、内容は覚えてないんだけど泣きながら何かを言って先に帰ってから不登校になったんだよ。私たちも気まずくなって集まらなくなっちゃったはず…」
小村と俺以外はみんな驚いていた
千秋「そんなことあったっけ、てかよく覚えてるね」
野崎「思い出せそうで思い出せないわ」
安田「なんとなくは覚えてたんだけどな」
野崎「待ってそういえば俺、中学の時毎日日記書いてたからその日のこと書いてるかもしれない」
谷山「ナイス野崎!」
千秋「野崎忘れんなよー」
野崎「まかせろ!」
そして少し話をしてその日は解散した
〜野崎視点〜
その後、俺は日記を必死になって探した。
野崎「あった!ちゃんと大切に保管されてた。」
俺は見つけてすぐ、集まらなくなった日のことを探した。するとしっかり昔の俺はあったことを詳しく書いていた。それを読んでいるとお酒に酔った俺はつい深夜にグループチャットで[あった!]と書いてしまった。その後よく読んでいた時,物音が聞こえた。部屋を見渡しても何もおらず,読みつづけた。その時、俺は一つの文章が気になってしまい音読して確認した。
野崎「羨ましかった?」
俺の日記には1番濃くその字が書かれていたその続きを読んでいた時、何かで殴られたような後頭部の痛みと鈍い音、同時に意識が朦朧とした。
〜次の日〜
俺は二日酔いすることもなく目が覚めた。すると家のインターフォンがなった。出てみると目の前には2人の警察官が立っていた。
?「安田一樹さんでお間違い無いでしょうか」
俺は急な展開に頭が追いつかなかった
原「私は警察の原瑛人です。」
大井「同じく大井桜です。」
大井「昨日、野崎彰人さんとご一緒でしたよね?」
安田「そうですけど、何かありました?」
俺は疑問で聞いてしまった
原「実は今朝、野崎さんのご両親から連絡があり,野崎彰人さんが亡くなっていることがわかったんです」
俺は何も考えれなくなってしまった
安田「それって殺されたってことですか?」
原「野崎彰人さんの頭に鈍器で殴られたような痕があり、出血多量で亡くなったと捜査していますが、凶器が見つからず彰人さんのマンションには防犯カメラなどがなく犯人もみつからなかったんです。」
俺は落ち着かなくなった。もう集まれないという恐怖が俺を襲った
大井「調査がありますのでそろそろ行かせていただきます。お時間とってしまい申し訳ございません。」
そう言い、警察官は去っていった。
俺は怖くなりテレビをつけ携帯を開いてグループチャットで話そうと思った
携帯を開く間見ていたテレビのニュースには[サッカー日本代表野崎彰人氏が死亡]と書かれていた。俺はすぐにテレビを消しグループチャットを開いた。
すると最後に野崎が「あった!」と言っていることがわかった
〜グループチャットにて〜
千秋「みんな野崎のことは聞いたよね」
谷山「大切な友達だったのにな」
小村「過激なファンに殺されちゃったのかな」
安田「野崎の追悼会でもしようぜ、寂しくならないように…」