阿部side
阿「ハァッ…ハァッ…‼︎」
阿「っ、…グスッ…」
無我夢中で走り自販機近くのベンチに体育座りで座り込む。
駄目だ、絶対嫌われた…一体どの口が言ってるんだって感じだよね、自分から逃げ出して、勝手に泣いて…
自分勝手にも程があるこんなの嫌われてしまって当然だよ…
目「やっと、見つけた…阿部ちゃん」
阿「っぇ、めめっ、?グスッ」
驚いて顔を上げると目の前にはめめの姿があった。
阿「なんでっ、いるの、?」
目「阿部ちゃん泣いていたから…阿部ちゃんが悲しい時はずっと隣に寄り添ってあげたいし、嬉しい時は一緒に嬉しいを分かち合いたいから…」
阿「うぅっ、めめっ、グスッ」
目「泣かないで、阿部ちゃん、…」
優しく俺の頬に手を置いて涙を拭ってくれるその手が心地よくて思わず握ってしまう
目「阿部ちゃん…?」
阿「あのねっ、めめ…あの、」
今なら言える気がするから…
カタカタと小刻みに震える手をそっと握り返してくれるまるでゆっくりでいいよって言ってくれているみたいで落ち着く事ができた
阿「めめの気持ちすごい嬉しかった…」
目「…うん、」
阿「俺もね、めめの隣に立てたらどれだけ幸せなんだろうってずっと思ってて…でも、きっと俺なんかじゃめめの隣に立つなんて無理だし…」
目「そんな事ない…俺は阿部ちゃんがいい」
阿「めめ…」
目「阿部ちゃんの事が手に入らないのなら俺は自分の身を海に投げ出してしまってもいいくらい愛してるよ…大好きなんだ」
阿「っ、…めめっ、俺も、俺も大好き、」
目「うん、…!」
阿「めめの隣に立つのは俺がいいっ、!グスッ」
目「俺も、隣に立ってくれるのは阿部ちゃんがいい…俺と付き合ってくれますか?」
阿「はいっ、お願いします!」
目「っ、やった!」
阿「ちょ、わぁ!めめ⁉︎///」
めめにお姫様だっこされたまま楽屋に戻るメンバーのみんなは俺がお姫様抱っこされている事を確認するとホッとしたような安堵の表情をして、再度おめでとうって声をかけてくれた。
佐「阿部ちゃんおめでとう」
阿「ありがとっ、‼︎」
深「もう逃げ出したら駄目だよ?笑」
目「その時はまた俺が追いかけます」
渡「そのまま捕まえて何するつもりだよ」
向「それは、未成年が聞いても大丈夫な内容やんな?笑」
目「とりあえず…押し倒して、キスをして…そのまま…」
深「ストップストップ‼︎‼︎めめ、落ち着け‼︎」
岩「お前、ラウールいるんだからな⁉︎」
ラ「僕もう大人だよぉ⁇」
宮「阿部が固まっちゃってるから」
阿「なっ、…え、///」
目「ふはっ、可愛いね阿部ちゃん…チュッ」
阿「んぅっ、!///」
佐「うわっ、やりやがった…こいつ!」
渡「お前ら…もう帰ってやれよ」
深「もう、解散!帰ろ!」
岩「お疲れ様でしたー笑」
ラ「康二くん帰ろ!」
向「2人ともお幸せになぁ!」
目「お言葉に甘えて、阿部ちゃん今日俺の家に来てよニコッ」
阿「わっ、わかった…‼︎///」
めめあべ編end
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次回…いわふか編
コメント
5件
このめめあべの話の続き欲しいです❗できたらお願いします🙇⤵️できなくても大丈夫です
マジ最高過ぎます! いわふかも楽しみ!!