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「久々に元貴の家で二人きりだね」
なんて言いながらニコッと笑った。
それを見て心を撃ち抜かれ固まってる俺を可笑しそうに笑ってから、鍵を開けてまた後でと言い残して出て行った。
………..
「ちょ、おいっ、ばか!…もとき、まって、」
「待てない、ムリ。」
家に入ってくるなり俺に襲われそうになったのを間一髪のところですり抜けて、
とりあえず風呂に入らせろって言うから逃がしてやったけど。
我慢できなくなった俺にこうしてさっきの続きを強いられてる。
「だって若井と一緒にお風呂入りたいもん。」
「いやいや、辞めて。恥ずかしいわ!」
若井は耳まで真っ赤になりながら
シャワーヘッドの方に体を捩りながら
なんとか、裸体を隠していた。
「まぁまぁ。ひろぱちゃん?、こっち向いてよ?気持よくしてあげるから。」
「ぁ、ちょ、…んっ」
完全に素っ裸の若井を浴室の壁に押し付けて、火照って赤くなった可愛い唇に割入る。
「はっ…ぅ、…ん、んっ」
恥ずかしがり屋の若井は口のなかで舌を後ろに引っ込めて俺から逃げようとする。
本当は俺に吸われて噛まれるのが好きなくせに。
「…若井?…ほら、舌、出して。」
「んっ…ぁ…っ」
恥ずかしがりながらぺろっと一瞬出した舌を強めに吸い取ると、
俺を押し返そうとしてた腕に力が入らなくなったのか、
それとも、もう観念したのかはわかんないけど、
腕がそろーっと近づいてきて俺の首に回された。
「ふふっ……(笑)」
「…はに、わらっへんの(何笑ってんの)」
「ん?別にー、若井かわいいなって。」
俺は若井が腕を首に回してくるこの瞬間が大好きだ。
なんか、無意識のうちに俺を求めてるんじゃないかなって思えるから。
それから首筋にキスをして、若井の大好きな乳首を爪で引っ掻くと
ビクンッと大袈裟なくらいに体を震わせてウルウルの目で俺を睨む。
「き、急に、すんなよっ」
「ふふっ、好きでしょ?…ほら、もうこんなに濡れてるし。」
「っ」
下腹部に手を伸ばして軽く触れると、腹にくっつくくらい勃ち上がらせて先走りを溢れさせてた。
「舐めたげよーか?」
若井の足元に跪いて、かわいい顔して立派なものを口に頬張る。
最近ご無沙汰だったからなのか、若井の自身はドクドクと脈を打って俺の口内を叩いた。
はぁっと悩ましげな声を漏らしながら、片脚を俺の肩に抱えられながら頭を支えにして抑えつけてくる。
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