テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
番外編94『季節ごとのイベントを楽しむ主様と執事のお話』
4月 お花見
『わぁ〜!桜が満開〜!』
デビルズパレスの庭でみんなでお花見。
敷物を敷いてお団子を食べたり、お弁当をみんなで食べる。
『アモン、今年もありがとう。』
『主様の為なら当然っす!』
『お姉ちゃん!こっち来て!』
『わわっ。百合菜、引っ張らないの、こらっ。』
『きゃー!』
『主様、珍しくはしゃいでるな。』
『百合菜様が楽しいからきっと嬉しいんでしょうね。』
『みんなみてー!桜掴めたよ!』
『私も掴めたわ。』
『落ちてくる桜を掴めると何かあるんですか?』
『うん!落ちてきた桜を掴めたら願いごとが叶うの。』
『へぇー!主様の世界にはそんな言い伝えがあるんですね!』
『ちなみに何をお願いしたんだ?』
『『みんなと楽しく過ごせますように!って!』』
『『あ。』』
『ははっ。流石双子、息ぴったり。』
『我々は主様と一緒にいるだけでとても楽しいですよ。』
『ベリアン…。えぇ、私も。』
5月 子供の日
5月5日。ハナマルの子供達とデビルズパレスで
柏餅を食べたり、鯉のぼりを吊るしたりする。
『麻里衣お姉ちゃん!』
『ん?なぁに?』
『麻里衣お姉ちゃんはハナマルのどこが好きなのー?』
『え!?』
『私も聞きたーい!』
『おいおいお前ら、主様のこと困らせんなよ。』
『えー!教えてよ!』
『えっと…。強くて、かっこいいところ、かな?』
『分かる!ハナマルは強くてかっこいいもんね!』
『あはは!あるじ様照れてるー!かわいー!』
『……(/// ^///)』
『へぇー?主様は俺の強くてかっこいいところが好きなのか?』
『その下卑た笑いはやめなさい。』
私はハナマルの口に柏餅を突っ込む。
『むが!』
『なんスか?あそこだけ空気が甘いんすけど。』
『あ、アモン、柏餅潰してるよ…。』
『あ、すみません、怒りでつい。』
『あはは……。』
6月 梅雨
雨ばかりの季節だけど、それはそれでまた楽しい。
『主様見てください!ゲコちゃんです!』
『ずぶ濡れじゃん!ラムリ!でも可愛いね!よく捕まえたね。』
ラムリの頭をタオルで拭きながら手のひらに乗るカエルを愛でる。
『外には紫陽花も咲いてました!主様も行きましょう!』
主様の手を取り、庭へと走る。
『あ、待って、百合菜、傘…!』
『『わーい!』』
『濡れてるのに喜んでる…。』
『ふふ、お風呂の用意をしなきゃですね。』
『全く。2人して子供なんだから。』
『お姉ちゃん見てー!でっかいかえるー!』
『きゃー!持ってこないでー!』
『僕のも見てください!』
『きゃー!』
7月 海
夏真っ盛り。私達は海へ来ていた。
『冷たくて気持ちいい…。』
『ご主人サマ。はい、浮き輪。』
『クロウザー。ありがとう。』
『俺の水着、ご主人サマがデザインしてくれたんだって?』
『えぇ。私はタトゥーも含めてクロウザーの良さだと思ってるけど、周りの目が気になると思って。上着があった方がいいかなって。』
『ふふ、俺の為か。ありがとう。』
クロウザーは私の頭を撫でる。
『ちょ、みんな見てるから……』
『俺は別に構わないけど?』
『私が困るの……っ。』
『……クロウザーさん主様と近すぎるんじゃないですか!?』
『ロノ君!お肉焦げてます!』
『あぁー!俺の肉ー!!!』
『ふふ、あっちは騒がしいね。』
※原因は貴方です。
8月 花火大会
みんなで浴衣を着てお祭りに来ていた。
『たーまやー!』
『綺麗だな…主様。』
『うん!え?』
『ん?』
『それって、花火が?だよね?』
『ん?あぁ。そうだ。』
『そ、そうだよね。』
(びっくりした…私かと思った。)
ドーンッ。
ボスキは私を見つめる。
『綺麗だな、主様。』
『ボスキ……?』
『あぁ。今のは主様に。俺は主様しか見てないからな。』
『もしかして、さっきのも……。』
『ふっ。さぁ?どうだろうな。』
『もー!意地悪ー!』
ボスキをポカポカ叩く。
『百合菜…ボスキに遊ばれてる…。』
9月 紅葉狩り
庭に広がる沢山の紅葉。みんなで紅葉狩りをすることに。
『紅葉がいっぱーい!』
紅葉がいっぱいの地面に転がる。
『あ、こら、百合菜!』
『あはは!紅葉だらけー!』
『僕もやりたいですー!』
『ムー!』
ぼふーんっ!
『ムーちゃん、大丈夫ですか?』
『わぷっ。す、すみません、ユーハンさん、ありがとうございます。』
『あははっ。ムーくんあちこちに紅葉がついちゃってる。取ってあげる。』
『うぅ、すみません……。』
『もう、百合菜が紅葉に突っ込むからムーが真似したじゃないの。』
『あはは、ごめんごめん。あ、そうだ。綺麗な紅葉持って帰って押し花にしようよ!』
『それいいわね。フェネスに作り方教わって栞にしましょう。』
『うん!』
10月 ハロウィン
ハロウィンということで、みんなで仮装をしてハロウィンパーティーをすることに。
『今年のハロウィンはみんな気合入ってるな。』
『フルーレに火がついてしまったようですね、フフ、流石私の弟です。』
『吸血鬼の仮装で主様を驚かせちゃおう。』
『あれ?主様達は?』
『今着替えてます。今年は主様達は……。』
『ほらほらお姉ちゃん、早くー!』
『ま、待って、心の準備……。』
部屋から主様達が出てくる。
『みんなみてー!みんなとお揃いの仮装にしたの!』
『へぇ…今年は主様も吸血鬼なんだな。』
『ふふ、主様に血を吸われるなら本望ですね。』
『主様、血が欲しくなったらぜひ私のを。』
『ルカス。』
『仮装だってば……。』
11月 食欲の秋
※11月はほぼ寒くて冬ですが、秋ということで許して。
『この季節は美味しいものばかりで困っちゃうね〜。』
『そうね、焼き芋に栗、リンゴに、梨…。
沢山の美味しいものがあって…。』
『主様達!そういうと思って、今日のデザートはりんごと梨のコンポートを作りましたよ!夜ご飯は焼き芋と栗の炊き込みご飯です!』
『『わーい!』』
私達は急いで食堂に向かう。
『『(o’ч’o)ŧ‹”ŧ‹”』』
(リスみてぇだな。)
『沢山ありますからね!』
『あぁ幸せ…。食欲の秋最高だね。』
『えぇ、つい食べすぎちゃうわね。』
『ロノ、肉はねぇのか。』
『ボスキさんも秋の味覚を楽しみましょうよ!』
『そうだよボスキ、炊き込みご飯美味しいよ?』
『…主様がそういうなら…。』
(ボスキさんちょろいっすね。)
『アモン、今思ってること口に出して言ってみろ。』
12月 クリスマス
クリスマスということで、寝てる主様のベットにプレゼントを置く執事。
『よし、担当執事にわかれたね。主様にプレゼントを置きに行こう。』
『だからサンタのコスプレしたのか。』
『郷に入っては郷に従え、です!』
私達は主様の部屋に向かう。
ガチャッ。
『『あれ?』』
『あ、主様、どうして起きて……』
『あ、えっと…』
『私達もみんなにプレゼントを……』
『ふふ、流石私達の主様ですね。』
『えぇ。考えてることが同じでした。』
『はい、みんなにもプレゼント。』
『メリークリスマス!』
『主様…ありがとうございます。大切にしますね。』
1月 お正月
お正月…ということで、みんなでおせちやお雑煮を食べながら、カルタやすごろくをすることに。
かるたチーム
『おもちを食べて、ほっぺモチモチ主様。』
タンッ!
『取った!』
『これほとんど私達のカルタなの?』
『あぁ。昨日徹夜で作った。』
『ハナマル…。』
『じゃあ次行くぞ〜。』
『羽付きで、炭にまみれる主様。』
バシぃ!
『よし俺だな。』
『ボスキに取られたー!』
すごろくチーム
『主様と餅つきをする。5マス進む。』
『主様と結婚した。みんなからお祝い金5000ゼニーもらう。』
『ご主人サマとの子供が生まれる。お祝い金1万ゼニー貰う。』
『『こらー!』』
『すごろくチーム何してるの!』
『これ誰が作ったの!』
『え?ルカスと俺だよ。ご主人サマすごろく。楽しいよ。』
『あ、主様と結婚マスだ。』
『私もですね。』
『ご主人サマったら罪な子だね〜。』
『これ戦争起きるんじゃないの?』
2月 バレンタイン
甘い季節がやってきた。私達双子はみんなにチョコを作って、プレゼントすることに。
『主様からのチョコ…。家宝にします。』
『いや食べてよベリアン。』
『ご主人サマからチョコを貰うのは初めてだな…ふふ、大切に食べるね。』
『ありがとう。クロウザー。』
『バスティンには甘くないチョコにしたよ。』
『あぁ。ありがとう。』
『ムー。猫用のチョコだよ。』
『僕にもくれるんですか!?わーい!ありがとうございます!主様!』
『ただいま戻りました…。』
『ただいま、主様。』
『おかえりなさい、ハウレス。ボスキ。って、凄いチョコの量ね。 』
『はい、町の女性の方に貰いまして…。』
『ハウレスモテるもんね…。』
『くっ、チョコを貰う時のハウレスの固まった顔…面白かったぞ。くくっ。』
『ボスキ…助けなかったのね。』
『女性からの厚意を無下にするわけにもいかず……。』
『あはは、お疲れ様ハウレス……。』
3月 ホワイトデー
『はい、ご主人サマ。バレンタインのお返し。』
『ありがとう。クロウザー。開けてもいい?』
『うん。』
『わぁ…美味しそうなチョコ…。』
『俺が頑張って作ったんだ。あ、どれかひとつに惚れ薬が入ってる。』
『え?』
『ロシアンチョコにしたんだ。楽しみながら食べてね。』
『食べるのが怖いわ……。』
『主様、俺からのラッキーが詰まったチョコです!』
『くまさん型のチョコ?ふふ、かわいい。』
『中はビターチョコソースが入ってます。甘いと苦い交互の味を楽しんでくださいね!』
『ありがとうテディ。』
『主様!僕からもお返しあります!』
『ムーからも?なにかしら。』
ムーは小さい手を私と百合菜の前に差し出す。
『『?』』
『僕のぷにぷにの肉球をプレゼントです!』
『『『( ゚∀゚):∵グハッ!!』』』
※ムーちゃんの可愛さにより主様とバスティンに大ダメージ。
『なんでバスティンまで……?』
『『ムー…かわいすぎる……。』』
『悔いは無い……。』
『バスティン君……。』
季節ごとのイベントを楽しむ執事と主様!
これからもみんなとずっと一緒に居られますように♡
コメント
1件
わあ、番外編いいですね!季節のイベントをみんなで楽しむ様子がすごく温かくて、読んでてほっこりしました。特に12月のクリスマス、主様が起きてて互いにプレゼントを渡し合うシーンが素敵でした。「考えてることが同じでした」って台詞、じんわり来ますね。すごろくチームのご主人サマすごろく(笑)も好きです。ああいう遊び心、この世界観ならではで楽しい。ムーの肉球プレゼントでバスティンまで倒れるところには声出して笑いました。みんなで過ごす幸せがぎゅっと詰まった一編、ありがとうございました!
ぷち
24,169
MAKO
259