無の女神、、、懐かしい。
侑「なんか一回試合を観に行ったことあんねん」
かな「、、、、」
侑「それでレシーブがめっちゃうまくて何回も見てるうちに分かったわ」
かな「、、、、、、(・・;)」
侑「ならなんでそんなに強いんか、納得したわ」
と言いながらにっこりスマイルを顔にうかべる。
その笑顔にドキッっとしている自分が居た。
かな「、、、、、ありがと(。・・。)」
侑「、、、あっそ」
それだけ言って宮侑はどこかに行ってしまった。
なにか悪いことをしただろうか。
〜侑視点〜
かな『、、、、、ありがと(。・・。)』
この言葉が頭から離れへん。なんやねんあいつ、なんか腹立つわ〜
そう思いながら俺は別の女子からスポドリを受け取った。
ー午後5時ー
俺は飯になるまで練習しようって思って体育館に向った。
この時間は誰もおらんから好都合やねん。
体育館に付く前に、
ドン
というボールの音が聞こえた。誰やろ、こんな時間やったら烏野の子らしかおらんけど、、
ほんでドア覗き込んだらあいつがおった。しかもサーブを打とうとしてる。
多分バレー、参加したかったんやろうな。
〜かな視点〜
手でボールを投げ、ジャンプをした後、打つ。
これができる人は基本的に強い。影山くんや宮侑、及川さんや東峰さん。
この人たちは強い、けど私より弱い。
私は小さい頃からボールを持っては、スパイクの練習をしていた。
その頃からスパイクが苦手だとわかり、得意になるまでやめない、そう心に誓ったおかげか
今では最大の武器となっている。
かな「、、久しぶりにスパイク打ちたいボソッ」
そう言って私は顔を上げた。
すると、宮侑がいた。そしたら近づいて、ボールを持った。
そのボールでトスを、私に向って打ってくる。
驚いた。けれど私には嬉しい気持ちで幸せになりそうだ。
そう思いながら私はジャンプをし、期待に応えるかのようにスパァン!!とすごい音をたて、床に着地した。
正直、私の的は外れたけどコート内に入ったからOKって言うことで宮侑にお礼を言う。
かな「ありがとう」
そう言うと彼は、
侑「練習のためや」
とそっけなく言って顔を背ける。
その光景がおかしくて笑った。そうしたら宮侑は怒った。
それもまたおかしくてお腹を抱えて笑った。
久しぶりに笑ったなーと思った。
〜次の日〜
私は朝食を作るために調理室に向った。時間、AM.5:00
かな「、、、、、( 一一)」
めっちゃ眠い、、、、
調理室に着いてドアを開けるとそこには谷地さんがいた。
何時起きたんだろうか彼女の周りには皿にサラダを盛っていた。
かな「、、、おはようございます」
すると、ここには誰も居ないと思ったのか肩を震わせていた。
谷地「あ、おはようございます!朝早いですね」
かな「、、、、、うん。冷蔵庫なにがあった?」
谷地「うーん、、、と、、、、あっ!魚がありました!」
かな「ん、じゃサラダは頼んだ」
谷地「はい!」
それをいって私は冷蔵庫から魚を取り出し、塩を軽くふってグリルで焼いた。
その間にお味噌汁を準備しようとしたけど途中で来たのか3年生の皆さんで作っていた。
その後、私達は皿に焼き魚を載せ、おわんにお味噌汁を入れ各机において休憩をとった。
清水「やっちゃん、かなちゃんごめんね二人で作らせちゃって」
雪絵「ごめんね〜」
かおり「私も、ごめんね」
谷地「いいいいいいいえ!そんな事ありませんよ、私サラダだけしか作ってませんし」
かな「いや、全員分作ってたのすごい」
かおり「正直、やっちゃん居なかったらサラダつくれてないもんね」
清水「逆にかなちゃん居なかったら焼き魚作れてなかったもんね」
雪絵「めっちゃ美味しそうな匂いしてたし」
かな「、、ありがとうございます」
かおり「さて、選手の人達を呼びに行きますか」
清水「そうだね、やっちゃんは烏野お願いできるかな?」
谷地「はい!わかりました」
かな「私音駒と稲荷崎してきていい?」
かおり「いいよ」
雪絵「もしや、好きな子とか、、」
かおり「こら!雪絵!」
雪絵「は〜い」
かな「稲荷崎はトスをお願いしに、音駒はトサカがどうやって作られているのか確認しに、です」
清水「トサカを確認www」
雪絵「wwwww」
かおり「wwwwww」
谷地「wwwww」
かな「?」
清水「ふぅw面白かった」
谷地「ですね」
雪絵「ファーwwwwww」
かおり「ちょ、笑いすぎでしょw」
雪絵「だって、確かに気になるんだもんw」
かおり「それはそうだけど!ほら、いくよ!」
雪絵「はーい」
かおり「私、青葉いくから雪絵は梟谷お願いね」
雪絵「はーい」
清水「じゃ、私は白鳥沢だね」
かな「それじゃ、うちはこっちなんで」
4人「「「「それじゃ!」」」」
かな「はい」
愉快だったな〜
〜音駒〜
黒尾「zzzzzz」
研磨「(-_-)zzz」
夜久「、、、、」
かな「、、、、、」
夜久「こいつ、やっぱ髪の毛の神かよ」
かな「ペコリ」
夜久「おう、おはよう」
「悪いが、研磨頼んでいいか?こいつ(黒尾)寝起き悪くて」
かな「コクリ」
研磨、すごく気持ちよさそうに寝てるな。
、、、、、起こそ
かな「ユサユサ」
研磨「ン〜、、、、zzz」
かな「研磨、起きて」
研磨「ガバッ」
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