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wwwww今見たけど、おもろいね〜!
「俺に用事ないなら話しかけないでもらえる?」 「え?」
リョウ君はため息をつく。なんで?普通はそっけなくてもこんなこと言わないよ、、!!
「あ、のさ、、」「何?」
ちょっとイラついて聞き返す。何よ、こんなんならイケメンくんが助けてくれれば良いっつーのよ。ノエルちゃんは驚いたのか唾を飲む。リョウ君はそれを見て、ノエルちゃんに注意する。
「お前、性格悪くねぇ?会ったの初めてだよな?なんでノエルに対してそんな態度悪いんだよ。」
はずだった。なんで?なんでこうなるの?2人は、、、救世主じゃなかった?私と付き合うイケメンでも、私を救う救世主でもなかったってこと!?なら、いっか。
「別に?つかノエルちゃんが態度悪くない?だから私も同じ様に接してるんじゃん?」
教室がピシって凍りつく。私を責め立てる声ばかり聞こえる。なんで?私は物語を上手く進めたいだけ。
「あのさぁ」
暗い声がする。私の、右隣から。
「ナナちゃんだっけ?言ってることヤバ。対してりょーくんの事も知らないくせに、好き勝手言ってんじゃないわよ!」
怒ってる。見た目からは想像もつかないくらい、とっても。「おいおい、ノエルー?」って、声かけられるのはリョウ君くらい。
「なんで、人にそんな態度取れるの?」
何って、メイ達が、私をいじめたから。そう言おうと思っても、遮られる。
「ナナちゃん、そんなんじゃ友達いなくなるよ!!」
空気がピリついて、沈黙が続く。先生が口を開きかけた時。
そあははって誰かが笑った。笑ったのは、カンナ、カンナが笑ってるんだ。
「そもそもコイツには、友達いないよぉ、あははっ」
ノエルの顔に、ちょっと罪悪感がある、そんな表情が浮かぶ。リョウ君は、あーあって顔。
「え?友達、いないの?なんか、ごめん、、」
「謝ることないよお。だって、ノエルちゃん怒らせたのも、友達がどうーって言わせたのもナナだもん!」
違う、私は悪くない、違う!違う!私じゃない、全部ノエルっていう女が悪い!モブのくせに!私にリョウ君を譲ってよ‼︎
なんで、こんなことに、、!私は許さない。だってこれが、私の本当の物語の始まりだったから!