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※微軍パロ
※相棒組
※エセ関西弁
※キャラ崩壊
※ご本人様とは関係ありません
kn「もうええ。お前なんか嫌いや。」
こちらを鋭く睨む相棒がそう告げて部屋を出ていく。
…シッマに嫌い、なんて初めて言われたな
事の発端はシッマに浮気を疑われたこと。
勿論浮気なんてするわけない。
昔は結構女関係は悪かったけど、今となってはシッマ一筋や。
だが、俺がどんなに否定しても、 「正直に話せ」だの「お前が女と歩いとったの見たんや」だの…全く信じようとしない。
完全にシッマが見間違えて誤解している。
まぁ疑ってしまう気持ちも分かるが、もうちょっと俺を信じてくれても良かったんちゃうか?
嫌い、なんて、そこまで言わんくても良かったんちゃうか
いくら考えたって浮かんでくるのはマイナスな考えばかり。
……一旦落ち着こう。
そう思って部屋を出た。
廊下を歩いているとふと窓の外の曇り空が目に入った。
窓に近づいて見てみると、今にも落ちてきそうなくらいどんよりと重い。
ぼーっと空を眺めていると、突然視界がひっくり返った。
いつの間にか前のめりになっていて、そのまま落ちたらしい。
あ、と思った頃にはもう遅く、体は空に投げ出された。
このまま落ちていくのかと思ったが、誰かに手を掴まれ、宙吊りになった状態で留まった。
俺の手を掴んだのはシッマだった。
kn「お前、何しとんねん!」
そいつはそう叫んだ。
kn「早よ掴まれ!!」
必死に叫ぶ相棒に何故か腹が立った。
この高さから落ちると、普通の人間ならまず助からないが、俺はこう見えても軍の幹部。
重めの怪我を負うくらいで済むだろう。
そう思って黙って手の力を緩めると再びそいつは叫んだ。
kn「おい!何考えてんねん!落ちてまうぞ!!」
ut「…落とせばええやん。嫌いなんやろ?俺のこと。」
なんやねん、今更
kn「今はそんなことどうでもええやろ!」
ut「どうでもいいってなんやねん…!」
空からは大粒の雨が降ってきた。
kn「いいからはよっっっ!!!」
そう声が聞こえたと同時に俺の体は中へ引っ張り出された。
ut「嫌いやったんちゃうんか…」
冷たい廊下で小さく呟いた。
kn「大先生…すまんかった…」
シッマは弱々しく語り始めた。
kn「俺、ショックやってん…大先生に愛想尽かされたんかと思って。それで、悔しくて、カッとなってしもて…でも、俺の勘違いやったみたいやな…。」
kn「ほんっまにごめん!浮気疑って、嫌
い、なんて言って。」
ut「……俺、絶対浮気なんてせんから。これからは、信じてな?」
しょうがねえから、今回だけは許してやるよ。
kn「…っおう!!!」
ut「じゃ、俺は部屋に戻るから。」
部屋に戻る前に…
チュッ
シッマにそっと自分の唇を添える。
助けてくれたお礼と言ってはなんだが受け取ってくれ。
雨はいつの間にか止んでいて、綺麗な青天となっていた。
ちっす
最近小説全然あげて無くてすみません
ゲームにハマりまして
楽しい
大先生はある程度の暴言には慣れてるけど本気で好きな人からの言葉は重く受け取って強がってるけど裏ではショック受けててほしい(語彙力なくてごめん)
それはそうと、相棒組空とタバコのイメージ強すぎる。
なんでだろ~