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ここは…何処だ?
おにいちゃん…
ゆず??
ごめんね…
謝らないでくれ
俺は大切な妹さえ守れない奴なんだ…
私…もう少しで…………から。
あぁ、ゆずもう少し側に来てくれ
聞こえないんだ
お前の花のような美しい声が…
これ以上は…いけない…
わかったよ
桜音「ゆず…おまえに会いたいよ」
あれから季節は何度も春と冬を超えた
お前はどんなふうに育っているのだろう
俺の大切な妹
俺も鬼になれば会えるのだろうか…
月歌「桜音さんこちらにいらしたのですね」
桜音「月歌…なぜここに?」
月歌「鴉が教えてくださったんですよ」
桜音「桜が?」
月歌「えぇ…貴方が何日も屋敷に帰ってこないと泣いてもしかしたら桜と藤の花が咲いている所にいると」
桜音「あぁ、俺何日もここにいたんだ」
月歌「その小さなお墓は」
桜音「俺の親だよ」
月歌「ではその桜と藤の花は貴方が?」
桜音「いや、これは俺じゃない…
たぶんゆずだろう」
月歌「貴方が行方不明になっているとき
私の屋敷に桜の簪がおいてありました」
桜音「桜の簪?」
月歌「えぇ…こちらです」
桜音「これは確かにゆずの簪だ」
月歌「お館様が、ゆずさんの捜索隊を
結成しました」
桜音「ゆずの…?」
月歌「はい…ゆずさんは人を食わずおまけに
太陽光、藤に耐性を待ってるようですので
ぜひ鬼殺隊の味方にと…お館様が仰ってました」
桜音「ゆずは鬼なんだぞ!?もし鬼殺隊で
事情を知らないやつがゆずを…」
月歌「それは安心してください…
お館様直々に命を出してくださったので
そのような真似をした隊士は処分されます」
桜音「そうか…」
月歌「…桜音さん貴方傷はどうしたんですか?」
桜音「…?」
月歌「貴方の体にあるはずの傷が無いんですよ」
桜音「そんなはずはないだろう…俺は
頑丈だがひどい傷だったんだぞ?」
月歌「ええ…柱でなければ死んでいます」
ですが綺麗に消えてるんです
傷跡もなしに
月歌「なにか変なことでも起こりましたか?」
桜音「ゆずの夢を見た」
月歌「ゆずさんの?」
桜音「あぁ…あと役に立つかわからないが
俺達が鬼に襲われた日鬼は俺に対して
似ている…そういった」
月歌「ゆずさんの血縁なら似ているでしょう?」
桜音「そうじゃない…おれが鬼に似ているんだ」
月歌「それは…つまり」
桜音「俺は鬼の血が入っているんじゃないか?
月歌「花屋敷に戻り検査を行いましょう」
桜音「あぁ…」
見てくださりありがとうございました!
最近忙しくてかけなくてごめんなさい🙇
今回は夢月ちゃんの血鬼術について話します!
八重桜
自身の血を固め桜のような形にして
吹雪のように相手を斬りつける技
夢の回廊
入りたい人の夢に入り話すことができる
ただこれは互いが知る人ではないとできない
月夜の夢
月が出ている間だけ身体能力が格段に上がる
そして入った夢の持ち主に見せたい夢を
見せることができる
これは八重桜、夢の回廊を使っていないときは自動でできる
ちなみに夢月ちゃんは基本的に戦わないですが戦う際は八重桜、蹴り、爪を使っています
おつれいらでした!