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仕事から帰った夜、寝る前。
「お疲れ様」
といつもの先生からのLINE
いつも、夜になると送ってくれるあのLINE。
『お疲れ様です。今日、友達とご飯に行ったんだけど先生とも行きたいな』
ベットに寝っ転がりながら返信する
「お酒は飲ませねぇよ?」
『先生がいるじゃないですか』
「お前はオレに介護させる気かよ!笑」
介護…していいよ。
一晩中、そばにいて欲しい
朝起きたら、隣に好きな人がいるのってどんだけ幸せなの。
『ねぇ先生』
「どうした?」
指が勝手に動いたような感覚
『あいたい』
時計を見たら、もう23時を過ぎていて明日、先生も私も仕事なのに
「〇〇、明日仕事じゃないの?」
そんな返信に小さく溜息を零す
『仕事ですけど…』
既読がついても、全然返信がこなくて
会いたい時は言え、って言ったのは先生なのに
なんて思いながら 髪をクシャクシャにする
ブル と1回だけ震えたスマホ。
⋯どうせ、もう寝なさい とかでしょ
「あと15分待って 下にいてよ?」
勢いよく起き上がってもう一度見る。
「15分…」
慌てて、髪をくしでといたら、ドキドキしてきた
マンションの下に降りても、もちろんまだ先生の車はない
でも、もう少し待ったら先生が来るって、胸がキュゥーってなった。
でも、先生はどう思ったんだろう
突然、会いたいとか言われて⋯
迷惑、だよね。
頭を抱えて、その場にしゃがみこんだとたん
私のそんな間抜けな姿はライトに照らされた