黄side
いじめられていることを赤に打ち明けた。
その瞬間、心にひどい衝撃が走り、
心の奥底にいる僕にふれた。
ー黄の心ー
ターゲットは僕だ。
誰かがうわさをしたんだ。
「アイツってムカつかね?(笑)」
っていう単純な理由で。
「タスケテ」
って言ったって、味方なんて誰もいなくて
「クルシイ」
って言ったって、逃げ場なんてドコにもない
心が壊れるんだ。
本当の僕は、今どこにいるんだろう…
赤「黄ーーん!」
誰かが呼んでる?
赤「黄くー!」
だんだんまぶしくなって。
赤「黄くん‼」
黄「はっ」
我に返った。
赤「大丈夫?ずっとぼーっとして」
黄「はい。」
そっけなく返事をしてから、久々に話した双子の兄に礼を言う。
黄「ありがとうございます…。」
赤は優しく微笑み、
先に帰ってて、と言った。
なんでみんな、
…僕を含めたみんな、
赤のことを嫌ってるんだっけ?
そもそも、嫌ってるのかすらわからない、、。
まぁ、今日はいいや。
面倒ごとは後回しにしよう。
ゆっくりと席を立ち、ふらふらとした足取りで家へと向かった。
みなさんは、
黄 家族から愛されているが、学校で嫌われている僕と、
赤 学校では愛されているが、家族からは嫌われている俺、
どっちの方が幸せだと思いますか?
コメント
6件
この物語大好き過ぎます。 個人的には、家族に愛される方がいいですね。学校よりも家族の時間の方が多い、一生一緒的だし。 愛って大切だな。
個人的には、学校では、嫌われてるけど、家族には、愛されてる方がいいかなぁだって、圧倒的に家族といる時間の方が多いから、家族から嫌われるの嫌だし、学校なら最悪休んだり、転校っていう手段があるけど、家族だとそうわ行かないからな〜だからこの物語で言う赤くんの方が可哀想だと思う。