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神崎「うへー疲れたー。」

俺帰ったら風呂入って飯食って寝るんだー。

白上「そんなことで死亡フラグたてたら死んでも死にきれませんよ。」

神崎「わーお。帰んなかったのか白猫。」

白上「白上です!猫ちゃうわ!」

そんな雑談を交えつつ、一緒に事務所の外へ出る。辺りはすっかり暗くなっていた。

神崎「うわ、暗いなー。送っていこうか? 」

白上「うー、お気持ちだけは頂戴します…がさすがに男の人となると……」

神崎「あー…なるほど」

なんとなく察する大変な仕事だなー。

神崎「ストーカー被害とかあったことあんのか?」

白上「まぁ何回か」

そんな話をしていた。そんなときに目の前に何かがいた。

白上「なんですか?あれ?」

白上も気付いたようだ。何か黒いドロっとした何かが目の前にいた。そしてその黒い何かはこちらへ一直線に向かってきた。

神崎「白上!」

とっさに白上を横に突き飛ばす。先程まで白上がいたところにその黒い何かが形状を変えながら通っていった。その形状はまるでナイフ。

神崎「クソ!!」

あれが何かはわからないが、分からないということは=異能力。つまり!

神崎「俺の右手が効く!!」

再びこちらへ向かってくる黒い何かに右手を合わせる。パキン!という甲高い音と共にその黒い何かは姿を変えた、いや戻った。人の姿に。……そこにようやく、起き上がった白上が追撃を食らわせる。

白上「おりゃー!」

男「…っ!! 」

なんとかガードした男は距離を取る。

神崎「ストーカーの話をしてるときにストーカーかよ!」

白上「とりあえず…話を聞く必要がありそうですね。」

月明かりが差し込む。男の顔が照らされる。茶髪の青年だった。

神崎「桐島?」

白上「へ?知り合いですか?」

桐島「っち!!神崎か…分が悪いな。」

そう言いながら桐島はどこかへ行ってしまった。

白上「神崎君…」

神崎「桐島、桐島 龍太《きりしま りょうた》中学時代からの同級生だ。高校も同じなんだけどな。」

白上「………」

神崎「一体どうなってんだ?……」

そう、つぶやいた。返す人もいないのにだ。それでもつぶやかずにはいられなかった。


あとがきというか豆知識

この作品のフルネームがわかってるオリキャラは今後ストーリーに深く関わる事が多い人達です。(川崎除く)……………つまりあいつも関わります。


異能の世界で……

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