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二人はカルドの家まで着いた。
「ただいまー」
家の中に入ったカルドに続いてレナトスも入っていった。
「お邪魔しまーす」
「邪魔するのなら帰ってくれる?」
「へーい、
って誰が帰るか!」
「チッ、無理だったか」
その場のノリで帰ってくれると思ったのに。クッ
「そんなに俺に帰って欲しかったの?酷いな〜。俺、傷つくな〜」
と、悲しそうな演技をするレナトス。
「勝手に傷ついていて下さい」
そんな会話をしながら二人はリビングに移動した。カルドはキッチンにいって、お茶やお菓子の準備に取り掛かっていた。
「そういえばカルド、」
「何ですか?」
カルドはお茶を沸かしながらレナトスに聞き返した。
「お前の親は今何処にいるんだ?」
レナトスはこの家に入ってきてからずっと疑問に思っていたことを聞いた。
「…どうしてですか?」
その途端カルドの顔が微かだが険しくなった。
「?挨拶しないとだろ」
カルドの顔がちょうど見えない所に立っていたレナトスは気づいておらず不思議そうに言った。
別に隠す事でもないし、言うか…。でもな…。
カルドは迷ったすえ言うことにした。
「母親は仕事で、俺に父親はいません」
カルドはテーブルにお茶とお菓子を置きながら言った。
「…そうか」
レナトスは気まずそうにカルドから目を逸らした。
「そんな気まずそうにしなくてもいいですよ。別に亡くなったとかそうゆうのではないので」
そんなレナトスに見兼ねてカルドが言った。ついでに、椅子に座るよう促した。
「でも、」
「最初からいなかった」
レナトスの言葉を遮るようにカルドが言った。声が小さかったがレナトスはギリギリ聞き取れたが、言葉の意味を理解出来なかった。
「え」
「最初から僕に父さんなんて居なかったんだ…」
消え入りそうな声でカルドが言った。
そのとき、レナトスはカルドが俯いていて顔を見る事が出来なかった。
レナトス(…カルド、過去に何があったんだ?お前をそこまで苦しめているのは何だ?
聞きたい。聞いて今すぐそれからカルドを救ってあげたい。でも、聞いちゃだめだ。そんな気がする)
つづく
3月25日1時12分/少し口調を変えました。
あとがき
あの… ちょっといいですか?
早い!早すぎる!
100いくのが早すぎる!1時間もせずになったよ!1週間は最低でもサボれる…じゃなくて、休めると思ったのに!(ᐡ _ ̫ _ ̥`)ウウ
主は学んだ。とゆう事で、〇〇♡で次の話出すのなしにします。サボれなくなるから。
…何かごめんね。今まで他の人の〇〇♡で次の話出す、みたいなの、毎回その♡数いくまで連打してたけど、休む時間がなくなるね、これ。
まぁでも、これからも連打するのは変わらないけどね!だって、続き気になるじゃん!
では、次回また会いましょう
ヽ(・∀・)バイバーイ