この作品はいかがでしたか?
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僕はパラオ。
これを見ている皆はパラオってどんな国だと思う?
多分、大体の人が親日国…とか
そういうイメージだと思う。
今日は特別にこれを見ている皆に
なぜ親日国なのか、教えてあげる。
僕は昔、大日本帝国の統治下にあったんだ
知ってる人は多いかな?分からないけど。
僕はその大日本帝国をナイチって呼んでた
親しみやすい性格だから…
すごく仲良くなった。
言葉で説明するのは難しいからさ、
その時あったことを物語みたいに書くね。
ナイチの統治下になる前からだよ。
まだ日本語が分からないところがあるから
間違ってても怒らないで欲しいな、
パラオ「仕事やだな、」
スペイン「さっさと働けぇ!」
パラオ「ひっ…」
多分化身はそうでもないと思うんだけど、
人間は怖かった。
パラオ「…あれ、?」
パラオ「今日は見回りがいない…!」
パラオ「…逃げ…、ないと…ッ」
タッタッタッタッ
ゴツッ
パラオ「ひぇッ…済みませんッ…」
ドイツ「あ”?」
ドイツ「おめぇ逃げんじゃねぇよ!」
こっちも、人間は厳しかった。
パラオ「済みません!ごめんなさい!」
バチンッ!
パラオ「ぅ”ッ…痛ッ…、」
ドイツ「うるせぇ」
バチンッ!
パラオ「ごめんなさいッ…だからっ、」
パラオ「痛いのはやめて…!」
ドイツ「指図すんな奴隷が!!!」
人間が入れ替わったと思えば酷い扱い。
今度は国であって欲しいッ……、
そんな願いが神様に届いたのか、
今度は国が来た。
日帝「俺は大日本帝国だ。今日から君を、俺の統治下に置く。」
パラオ「…、はい…」
また叩かれるのかな。
また殴られるのかな。
そんな恐怖が込み上げて、
一粒の涙になった。
パラオ「…ッ…」ポロポロ
日帝「…!?おいっ!大丈夫か…?」
パラオ「ぅ”ッ…グスッ」
日帝「怪我でもあるのか…?」
パラオ「…ううんッ…違うの、怖くてッ…」
日帝「…、」
ギュー
何か察してくれたのか、何も聞かずに抱きしめてくれた。
…僕も…抱きしめ返した。
数ヶ月の時が経ち、ナイチとは凄く仲良くなった。
パラオ「ナイチっ!」
日帝「ん?どうした?」
パラオ「一緒に遊ぼ~!」
日帝「嗚呼、もちろん。」ニコッ
太平洋戦争が始まった。
パラオ「ナ、ナイチ…」
日帝「どうした?」
パラオ「遊ぼ、」
日帝「…、ごめんな。忙しくて…」
日帝「戦争が終わったら遊ぼうな。 」ニコッ
その笑みは、少し悲しそうだった。
日帝「くっ…」
パラオ「ナイチ…どうしたの?」
日帝「ッ…パラオ、ごめん。」
日帝「ペリリュー島が戦場になるんだ。」
パラオ「ッ…大丈夫。怪我しないでね…?」
日帝「…嗚呼。約束だ、」
パラオ「パラオも一緒に戦うっ!」
日帝「…駄目だ。」
パラオ「役にたつからっ!」
日帝「駄目な物は駄目だ。」
…
パラオ「絶対役にたつし、!戦うよっ!」
日帝「…貴様のような土人と一緒に、
誇り高き帝国軍人が戦えるかッ!!!」
パラオ「…ぇ”ッ」ポロポロ
パラオ「酷いッ…ナイチは違うって」
信じてたのにッ!!
パラオ「ナイチなんて嫌いっ!」ポロポロ
ガチャン!!
日帝「…、」
部下「…これで良かったのですか?」
日帝「…嗚呼、あの子には怪我をして欲しくない。 」
部下「…そうですか。」
船で僕は送られる。
最後があんななんて嫌だ、
ゴーー…
最後まで、
見送りに来てくれなかったな。
僕があんな事言ったから
嫌われちゃったのか。
パラオ「ぇ…?あれ、は…」
日帝「またな~~っ!」
日帝「酷い事言ってごめんっ!」
日帝「本当はあんな事思ってないからな!!」
パラオ「ナイチィっ、!」ポロポロ
僕は手がちぎれるくらいに手を振った。
あの約束を思い出しながら、
でも、ナイチは約束を破った。
怪我しないって…約束したのにっ…
僕らが帰って来たとき。
島は原型がないと言っても良いほど。
荒れていた。
そして、ナイチも原型がないほどに。
パラオ「ナ、イチ…?」
パラオ「ねぇ…、やだよ…。」ポロポロ
パラオ「ナイチがいない世界なんてさッ…」
パラオ「前みたいに笑ってさ、」ポロポロ
パラオ「ぎゅって抱きしめてよぉッ…!」
あれ…書きすぎたや、、
思い出しちゃって、
せっかく書いた文字が歪んでるよ…。
ノートも塗れちゃったよ…。
約2000文字。
コメント
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ないちいいいいいいいいいい!←ないち呼びきっつ