時間は11時。
(そろそろ行きましょ、お昼もちょうどいい時間ね)
母達の合図とともに席を立つ一同。
(さゆりはオムツの準備しなさい)
母に言われトートバッグに紙おむつを詰め込む。
Sサイズのオムツを数枚とお尻ふきを入れていく。
(お出かけする前にオムツ大丈夫なの?)
と言われて
(え、う、うん…)
漏らしていないはずなものの聞かれると恥ずかしくなりオムツを汚してしまっているかのような答え方になってしまう。
(私が替えてあげるわ。お姉ちゃんは準備してていいわよ)
おばさんの言葉に、出かける準備を始める母。
おばさんにオムツの股の方を触られて
(ん?おもらししちゃった?)
そう言いながらおむつカバーを外していく。
おむつカバーが外れると紙おむつが見えて、完全なおもらしとはいかないもののおしらせサインはでていて
(おしっこしちゃったね!キレイにしようね)
と言うと母と同じく和室に行き置いてある紙おむつを広げる。
(布おむつもするの?何枚してたかわかる?)
さゆりに聞かれてもわかるわけがなく、首を横に振る。
おばさんは、自分の子供のオムツ替えで慣れていてテキパキとオムツを取り替えていく。
おむつカバーも当てられてしまうと23才の赤ちゃんの誕生である。
自分の子供にするようにさゆりにもスカートを履かせる。
右足をスカートの上から入れ左足をいれる。
保育園の先生が園児の着替えを手伝うようにさゆりのスカートを履かせた。
XL用のオムツカバーはスカートのウエストよりも大きくはみ出していてサイドのマジックテープも見えているほどだった。
スカートの下からは見えてはいなかったが、少しでもめくれたりすればすぐに見えるような高さにあることは誰も気づいていなかった…
ミニバンタイプのおばさんの車に乗る。
さゆりは2列目の席に乗った。
(さゆりちゃんおしっこしたくなったら言ってね)
おばさんに言われはっとする。
隣には姪二人がいてその子もオムツをしていないのに年上のさゆりがオムツを当てている。
(あ、はい…)
小さな声で返し車が発進した。
特にすることもなく、外の景色をみたりスマホを見たりして時間を潰す。
ふとスカートの方へ目線がいき、裾からおむつカバーが見えていることがわかった。
うそ…
わからないようにスカートを引っ張り隠そうとする。
とくに伸縮性のないスカートは隠すことを拒む。
と姪が
(さゆりちゃんおしっこ?)
と言われ
(ううん大丈夫だよ)
小さな子に言われ恥ずかしそうに返す。
(さゆりおしっこでたの?)
そして
(ごめんちょっと止めてくれる)
と運転している母の妹に言うと、近くにあったのはコンビニでもなくスーパーでもなく
赤ちゃん用品専門店
だった。
よりによってたまたま近くにあった駐車場に停めたお店が赤ちゃん用品店とは神のイタズラかもしれない。
車から下ろされその場でオムツチェックをされる。
スカートのすそから手を入れて股を触っている。
漏らしていないと思っているさゆりは恥ずかしい気持ちだけでチェックをされていた。
(もう!こっちいらっしゃい)
急に店内に連れていかれたさゆり。
中にいた店員に
(オムツ売り場はどこですか?)
と聞いていた。
さゆりは
(なんで聞くの?漏らしてないのに…)
とゆう気持ちで母とオムツ売り場へ向かっていた。
さらにオムツ売り場にいた店員に
(この子の使えるサイズはどこですか?)
(できたらオムツ取り替えさせて欲しいんですけど)
と申し訳なさそうに聞いていて
(わたし漏らしちゃってたの?漏らしてないはず…)
自分に言い聞かせる間もなく、可愛らしいパッケージの紙おむつコーナーにいき、
(サイズ見させてもらってもいいですか? )
と母の方を見て聞くと
(お願いします)
と言いながらさゆりの前にしゃがんでスカートをめくっていた。
いっきに恥ずかしくなり両手でスカートを抑える。
(ちゃんと見てもらわないとダメでしょ)
母に睨まれ手をどける。
(このオムツなんですね、最近よく出てます)
(XLよりもMサイズの方がいいと思います。布おむつも併用されてるようなのであちらに布オムツ併用タイプがありまよ)
さゆりのことなど気にせず母と話していく店員。
そのオムツコーナーに来た3人。
〈紙おむつ。テープ型パッド併用タイプ〉
こんな体になるまで知らなかったがオムツにはたくさんの種類がありサイズも大小いろいろある。
(オススメはコレですね、厚型なんですけど布おむつも少なくて済むのて)
そのパッケージには
《適用体重30~45kg》
《アクティブな女性も安心》
《見た目はショーツなのに超吸収》
と書いてある。
オムツなのに見た目はショーツとは矛盾している。
(なんでもいいから早くして)
とゆう気持ちを抑え
いつの間にか尿意を感じていたさゆり。
店員(どうされます?これはまだ秘密なんですけど今ならワンパックとおむつカバーもサービスできるんですよ)
その言葉を聞いた母は
(じゃあお願いします)
(あと布おむつも欲しいんですけど)
店員(分かりましたあちらです)
と店員の後をついて行く2人。
さゆりの尿意は限界に近ずいていた。
股間に力を集中し歩いていく。
店員(あの…お嬢さんおしっこ行きたそうです)
別の店員がさゆりの異変に気づき声をかけてきた。
(え?)
とゆう母
(さゆりちゃんおしっこかな?大丈夫?我慢できそう?)
店員は姿勢を低くし、幼児と同じように話しかける。
母は
(大きいんだから我慢できるでしょ)
と言うとさゆりの背中を押し強引に歩かせた。
目的の布おむつ売り場へ来た3人。
店員(布おむつはどれもほぼ同じなんでデザインで選ばれる方が多いです)
店員(どれがいい?みんな可愛いよね)
少し笑みを浮かべながらさゆりに聞いていた。
・そんなことよりおしっこ・
さゆりの尿意は限界にきていた。
(あぁ……)
我慢していたダムは決壊しオムツの中に広がっていった。
見逃さなかった店員
(おしっこでちゃったね、おむつキレイキレイしよっか)
年齢が近そうな店員に言われ恥ずかしくてたまらなくなる。
(じゃあこれで)
と30枚入の布おむつひとつを取りオムツ交換室へ連れていかれる23才のオムツ女子。
オムツ交換室
中に入ると何人かの赤ちゃんがオムツを取り替えていた。
ここは赤ちゃん用品店なので当たり前だが、その中にオムツを当てた大人の女性が入ることになる。
紙おむつと布おむつをそれぞれ新しい袋から取り出し床に広げる。
さすがに厚型とあって今まで使っていたものよりも厚さがあり布おむつは少なく済みそうだ。
そして布おむつは5枚ほど重ねてあてようとすると
店員(お嬢さんおしっこの量が多いみたいなんで10枚と横方向にも3枚くらいあった方が安心だと思います)
言われるがまま紙おむつの上に布おむつを重ねて
仰向けに寝ていたさゆりの紙おむつのテープを外す。
いっきに決壊してしまったダムはオムツでは吸収しきれていないようだった。
ふかふかの新しいオムツの上にお尻を乗せられたさゆり。
厚手の紙おむつ、さらに布おむつ10枚+横方向にも3枚ずつ当てられモコモコさは隠しきれるかわからないほどだった。
そしておむつカバーまでされてしまうと厚くなったオムツがさらに分厚くなってしまっていた。
スカートを着させてもらおうと立たせられる。
がに股になってしまうのは隠せず、スカートに足をとおそうとした時
店員(多分そのスカート履けないと思うんでコレ使ってください、売れ残りなんで無料で大丈夫です、サイズは130なんで小さいかもしれないですけど腰のところがゴム素材になってるんで履けると思います)
履こうとしていたスカートをやめ店員の持ってきた女児用スカートに足を通す。
それを通常の位置まで上げることができると、130のスカートはギリギリおむつカバーを隠してくれていた。
ウエストからのおむつカバーは隠しきれないことを覗いては……
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!