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俺がキッドの船を降りて約1ヶ月後。俺は砂漠を歩いていた。
「あっぢ~~……」
何故砂漠を歩いているか? それはあの場所から一番近い国はアラバスタなのだ。転々と街はあるが、いろいろ物資を集めるとなればアラバスタ王国に行くのが早いと思ったからだ。あと行ってみたかったのもある。
……でも正直今のアラバスタって良くないと思うんだよな……。この間の経済新聞でアラバスタの首都アルバーナを除くすべての町に雨が降らなくなったらしいし、もうアラバスタにクロコダイルがいるってことじゃん……?
絶対ヤバいけど市民からは英雄として国王以上に慕われてたんだよな……。下手なことさえしなけりゃ目を付けられることはないよな。
暑い日差しの中、俺はひたすら歩き続けた。
そしてようやくたどり着いたアラバスタ王国の首都・アルバーナ。
「あ゛づい゛」
「狐の兄ちゃん大丈夫か?」
「なんとか……」
俺は今、ホテルにいる。この辺で物資、並びに資金調達もしたいところだが……流石に疲れた……。
ホテルにチェックインしてベッドに寝転がりながら地図を広げる。ここからどこに向かおうか……。まあまたしばらくこの国にいてもいいんだが……。バロックワークスがなぁ……。
俺この世界に来てからいろんな人間に好かれすぎてる気がするんだよな、俺普通の男のはずなんだけどな。まあいいや。とりあえず今はゆっくりしよう。
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