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一条「せーんぱいっ?」
一ノ瀬「何」
一条「チョコレートです!どうぞ!」
一ノ瀬「…」
村田先輩に後からLINEで教えてもらったんだ。
遅めのバレンタインも兼ねて板チョコプレゼント作戦だ!
一ノ瀬「あー、」
一条「???」
一ノ瀬「いじってるん?」
先輩は真顔でそう聞いてきた。
私は怖くて後退りをする。
一条「だって村田先輩が…」
一ノ瀬「あいつに頼っても意味あらへんから一生連絡すんな。」
一条「え、?」
村田先輩への怒りを抑えながらもそそくさと帰ろうとする先輩。
私は先輩の制服の袖を引っ張った。
一ノ瀬「っ!?」
一条「今度二人で話しませんか?」
一ノ瀬「…」
一条「振り向いてもらうためっていうのは内緒で!笑」
一ノ瀬「…考えとくわ」
今度こそ帰っていく先輩の後ろ姿を見て、少しだけ私の胸が鳴った気がした。
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