帰り道。
お兄ちゃんには早く帰れと言われてたけど
白布くんと帰れないなんて無理!!って
駄々をこねた。
今一番幸せな時間なんだもーん
安全な図書室で放課後、部活が終わるまで過ごした。
今日も白布くんの横顔はかっこいい!
いつもどおり、手は繋がれていて
白布くんは、私の言葉に適当な返事をしてくれて家の前で「また明日」って言ってくれる。
「また明日」だよ!?
明日も白布くんと一緒にいてもいいということだよ!?
ありがとう…ってなるよね、大好き。
キスはあれ以来していない。
でも、ほんと、白布くんとこうやって毎日
一緒に帰るってだけで本当にこれだけで幸せなんだ。
ふふふ
シラブ「おい、にやけてんぞ」
と白布くんにほっぺたをつねられる。
『えへへ〜嬉しくって』
シラブ「頬つねられんのが嬉しいのかよ」
白布くんに、引かれた!?!?
『違うって〜!!白布くんと一緒に帰れるのが嬉しいの』
笑顔で言うと白布くんは、
シラブ「いつも帰ってるだろが」と
照れながら言う。
可愛いなぁもう!!
ほんとこんな幸せでいいのか!?
昨日や今日、あんな事があって、
私はこんな幸せでいいのか!?
…もしかして、今も誰かに見られてたり!?
ハッと後ろを振り返ったり、
周りをキョロキョロしてみる。
うんうん…誰もいないよね、、ふう。あせあせ
シラブ「なにやってんだよ」
『あっ、私の楽しい高校生活を阻止する組織に狙われてないか確かめてた』
白布「何言ってんだよ」
コツンと頭を優しく叩かれる。
そう優しく。←
優しく、ここ重要ですよ〜
テストに出マース。
家の前まで来た。
ああもう、バイバイか〜やだな〜
ずっと一緒にいたいなぁ
だなんて、拗ねた顔をしてると
シラブ「なあ、」
白布くんが珍しく話しかけてきた。
『ん?』
シラブ「テスト勉強一緒にやらね?俺ん家で」
テスト勉強!?あっそか!明日から1週間前で部活休みになるんだったね!!
『いいよ!嬉しい!』
シラブ「ん、じゃあまた明日」
『うん!また明日〜』
ばいばーいと白布くんが見えなくなるまで
手を振る。
白布くんは振り返らず、手だけあげる。
後ろ姿もかっこいい…見惚れてるのです。
バタン
家の中に入る。
明日から白布くんとお勉強かぁぁぁぁ
楽しみだなぁァァァ
しかも白布くんの家で…
ん!?
家で!?
コメント
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コツンと優しく叩いた 『優しく』…φ(..)メモメモ