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前置きこれから無しでいきますね(汗)
「反撃」
泣いてる理由を
言葉にできるほど大人じゃない
靴紐だけを
何度も結び直してる
「気にしすぎ」だとか
「そのうち慣れる」とか
便利な呪文ばっか
もう効かなくなった
成功例の切り貼り
眩しい未来の見本市
悪いな
そこに僕はいない
世界を変える方法なんて
検索しても出てこない
だから今日も
倒れない練習をする
正しい声がうるさい夜に
耳を塞いで歩くだけ
反撃なんて言葉は
まだ似合わないけど
正論を吐く人ほど
僕の話は聞かなくて
触るなっての
まだ痛むんだよ
明日が来る前提で
話を進めないでくれ
こっちは今日を
まだ引きずってんだ
景色が前に飛んでいく
遅れた僕は邪魔者だ
そうかよ
ずいぶん楽しんでんなぁ?
何者かになる方法なんて
大人は全く教えてくれない
失敗作と呼ばれても
まだ捨てたくないんだよ
空の拍手が飛び交う場所に
一発蹴りを入れていく
答えなんて言葉は
もう捨ててあるんだ
いつもの電車
見える夕焼け
線路の上なんかじゃなくて
ちゃんとベンチに座ってる
強くなれとか
前を向けとか
そんな言葉で埋もれてく
下を向く日も
必要だってこと
誰も書いちゃくれないんだよ
世界を変える方法なんて
なんだよ僕には知ったこっちゃねえ
だけど、せめて、
反撃くらいはさせてよ
欠けたままでもいいから
ここにいるって決めたんだ
反芻した昨日が
ただ僕の頬を叩く
これが
僕なりの
世界へのお返事だ