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第4話 身請け制度
なおきり)……!
なおきりは、男に連れられて店を出ていくヒロを呆然と見つめていた。
”裏”の注文を見たのは初めてだった。
それと同時に、不安を覚える。
この店では、”裏”を1度でも購入した客は、
昔でいうところの遊女のように、「身請け」が可能になるからだ。
この店をやめて、その人に魂ごと捧げる。
それが、この街においての「結婚」
いつか、周りの友達もみんな身請けされていってしまうのではないかと不安だった。
のあさんやえとさんは黒服だから、誰と結婚しようが仕事は無くならないし、50歳を過ぎるまでは”黒服”でいることができる。
でも、自分はどうか。
ホストは、30を過ぎるともう需要が無い、と言われている。
ーーーーーあと8年。
なおきり)あと8年。
姫)……!……!なおきりくん?
なおきり)あ、ごめんなさい。どうしましたか?姫♡
姫)ぼーっとしないでよもう!笑
いつか自分にも、運命の女性…男性かもしれないが、が現れるのだろうか。
運命なんてものは信じていないが、信じたいのも本心だった。
その間にも、カクテルの匂いは増し、空のグラスは増えて、ネオンが街を飲み込んでいく。
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第4話 身請け制度 終
なおきりさんの将来への不安。
晴れるのでしょうか?
それでは、また 次回お会いしましょう!