タッ、タッタタッ
少し長く伸びた爪と液晶画面のこすれる音が、引きこもった部屋に響く。ただ、きみをみるのが趣味になった
私が部屋にこもりはじめたのは二年前、学校の先生からの無謀な差別や、母の虐待から逃れるために、引きこもった。
「あっ、ハルくんの配信だ」
ハルくんというのは私の推し
私がみるのが好きといっていたのは、この人の事だ。
「はぁ、ハルくんは、今日も落ち着いてて、元気だな。」
ハルくんは中性的なボイスで、ハスキーがかっている
そんなハルくんのふわふわっとした声がわたしは好き。
いつのまにかわたしは、ハルくんの事が好きになっていた。
「ツイートツイート!、」
『ハルくん配信最高だった!』
ほんとはこの場で好きですと伝えたい。
なのに、これはいけない恋なんだと押さえ込んでる自分がいる。何で、なんで、な、、、なんで、
はるくん!!
『ハルの配信始まります!』
『皆さん、こんばんはハルです』
『今回は100の質問ですね』
『一つ目、彼女いますか?!』
『彼女は、リスナーの皆さんです!、』
『、、、あっごめんなさい!ぼっとしてて、、だ、大丈夫!次の質問です!』
ハルくん、それって、勘違いしていいんだよね。いいよね、
今回は『イナクナレ』をみてくださって、ありがとうごさいました、!!れるくんはデジタルっ子の連載が止まってしまい、なんで?!とおもわれたかたもいたとおもいますがネタがなかったからです。
今回は、イナクナレという、リアコ勢の女の子の悲しい失恋ストーリーとなっています。これはパパッとあげられるので、次もすぐに出ると思います!お楽しみに!
コメント
13件
楽しみ!
続きあるの!?楽しみ!
言葉選びのセンスが素晴らしい👏