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sha-kun side
帰る時、少しだけnakamuの様子が変だった。
何を隠しているのだろう。
少し疑問に思ったけど。
悩みを聞こうとすると、億劫になってきて。
聞けなかった。
するとnakamuが口を開けた。
nk「あー。今さっきぶるっくがしゃけの過去はなしてたでしょ?」
「あれ。俺が言ったんだ。ごめん。」
そう謝ってくれた。
別に謝ってほしいわけではないのに。
でも謝らせたのは自分だ。
俺は違うよと、謝らなくていいんだよという気持ちを込めて、顔を横にブルブルと振った。
そしてなぜか。
笑顔でいてほしいな。そう思ってしまった。
自然とnakamuには笑顔が似合うと思った。
実際に、彼の笑顔はとっても優しい気持ちに溢れさせてくれる。
俺がずっとnakamuの笑顔を見てきたからか?わからない。
でも、これだけは言える。
彼を泣かせたくない。彼は元気なところがずっと似合うから。
結局、nakamuのことを考えすぎて、授業を何一つ聞いていなかった。
いや、耳に届いていない。その方が表現としては正しい。きっと。
そして気づけばもう、転校初日の授業が終わっていた。
俺は、学校が家から遠いので、寮に住むことにした。
放課後になると先生が、
3組担任「シャークんは、後で先生と一緒に寮に行くぞ。」
そう言ってくださり、それについていくことにした。
案外、寮って綺麗なんだな。
エントランスにはシャンデリアが豪華に飾ってあり、見るだけで華やかな気持ちになる。
そして先生が部屋に案内してくれて、別れた。
散歩をしていると、見慣れたシルエットが見えた。
それは、、、
kn「あれー?シャークんじゃん!なにしてるのー?」
sm「もしかして、お前も寮?」
そう、きんときとスマイルだ。
そしてスマイルの質問に対して頷いた。
kn「あっはは。シャークんも寮だったんだね。」
sm「大丈夫だ。nakamu、broooock、きりやんは家から通ってる。」
kn「どうして大丈夫なのw?」
sm「あの三人基本的にうるさいだろ。読書に集中できない。」
kn「まあ、騒がしいのはあってるけど、、、」
「それよりさ、nakamuみたいに俺もしゃけって呼んでいい?」
「nakamuが言いそうなこと言うけど、呼びやすいし?」
半分言ってる。
nakamuは呼びやすい、あと仲良くなれそうそう言った理由でつけてくれた。
今は、気に入っているあだ名だ。
そしてきんときの質問にいいよと頷く。
kn「え?まじ?やった!」
sm「俺はいいや。そのままで。」
そうスマイルが言って、俺たちは分かれた。
部屋は、小綺麗で10畳ぐらいの広さだ。
意外と綺麗で、びっくりしたぐらい。
とりあえず、ベットに寝っ転がった。
ふかふかだ、、、一生寝れる。
そう思った矢先。ある衝撃の事実に気づいた。
ゲーム持ってくるの忘れた〜〜〜〜〜〜。
三度の飯より好きなのに、、、、
はああ。明日から頑張れるかな。
ちょっと不安。
そんな不安を残して俺は眠りについた。
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nakamu side
本当は言いたかった。
なんで前のようにしゃべってくれないの?って
でも言って、ギクシャクするのが嫌だったから。
それともう一つの問題を解決しないといけなかったから。
そして俺は今悩んでいる。
理由は、“あの”疑問を解決するためだ。
疑問とは食堂でしゃけに対して思ったこと。
なんで可愛いと思ってしまったんだ?
ちなみに今は家でソファーに寝っ転がっている。
はあ。どうかしたのか?俺。
一応、名前を伏せてbroooockに聞いてみることにした。
プルルルル、、、プルルルル、、、ブチッ
nk「ぶるっくーーー。」
br「もしもし〜。なーにー?nakamu。」
「自分から電話なんて珍しいじゃん。」
nk「いやさー。ちょっと相談にと。」
br「相談相手間違ってないw?」
nk「間違ってない。から相談に乗れ。」
br「はーいw。でどうしたの?」
nk「いやさー、最近その人のことが頭から離れないだよねー。」
「これってどゆこと?わかるぶるっく?」
br「うーん。あんまりわかんないけど。」
「それってさ、つまり」
「恋?w」
nk「は?wな訳w。」
br「でも、頭から離れないんでしょ?」
「恋しか考えられなくないw?」
「いいなー!恋!僕もしてみたーい。」
nk「たしかに相談相手間違えたわ。」
br「でしょー?wだから言ったのに。」
nk「まあいいや!考えてみる!」
br「じゃあまたね〜」
プツッ ツーツーツー。
そう言った携帯を切り、そのままベットに潜り込んだ。
でも俺がしゃけに、、、、。
ナイナイw。だって第一男だよ?
いくら好きだって叶わないw、、、ポロッ
あれ、、、wポロッ なんで泣いてんだろう。
叶わないと知ったから?w
はあ。多分ぶるっくの言ったことはあってる。
だから隠し通すのが俺の役目。
明日からバレないように頑張ろ。
そう思いながら俺は、眠りについた。
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はい団子です。
長文すぎてごめんなさい。
なんかいつも謝ってますね、、、w
それほど謝罪の言葉しか浮かび上がりません。
そして第五話の方にコメントがついてました。
こちらです。
ありがとうございます、、、!
私恥ずかしながらもweb版でtellerをやらせてもらっているのでコメント返信諸々できないんですよ。
だからこの際はっきり謝ります。ごめんなさい。
でもこう言ったコメントがいっちばん励みになります、、、、!!!
本当にありがとうございます。
第7話「どうして。」
お楽しみに。
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