テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
最近、白の目のクマがひどくなっている、と思うんだが、、勘違いか、? 気になって寝られない、
いや、白のことならそうなはずだ、、そうだ、だって俺は白の相棒なんだから、、
バイト中、いつもより疲れていそうな白を横目に、
心配だなと思う半面、淡々とシャケをシバいている黒がいた。
そんな中、次のバイト先を見ていると、隣で一緒に確認していた白がふらついた。
「大丈夫か?」
黒が、少し倒れ掛かってきた白の体を支えながら聞くと
白は一瞬、ハッ、っとしたかのような顔をしたが、
「な~んてね!! 暖まりたかっただけっすよ!」
と言って いつもと同じ笑顔をした。
黒が驚いた目をしてから、ふんわりと笑い
「そうか。」と言う。
「そういえば、先輩って今日はいつまでバイトするっすか?」
白がさっきの笑顔が残った顔で聞く
「今日か、、日付が変わるぐらいまでかな。」
「そうっすか! じゃあそれまで先輩と一緒にするっす!」
「おづがれ様っす~~」
白が疲れた声で言う
「白は早く帰ってちゃんと休めよ。」
「了解っす。」
「先輩も無理しないで下さい!」
「じゃあ、また明日っす!」
「あぁ。」黒が頷く
待合場所の椅子に座りながら、スヤスヤと寝ている白がいた。
珍しい白の寝顔をまじまじと見る。
(白が腕組んで寝てる、、)
白の頭をなでる黒は、自然と表情が柔らかくなっていった。
「ん゛ん~、だれ、、 」
「って黒先輩じゃないっすか!!?」
「いつから居たんすか!!??」
「起きたか。」
「お疲れさま 頑張ってるんだな。」
黒が、にこっとしながら言うと、
時差で白の耳が赤くなった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!